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貴方side
また目が覚める。
寝すぎたせいか少し立ち上がると頭がくらくらする。
啓司さんはまだ寝ていて、起こさないように部屋を出る。
いつもの日課トイレに行って
少し迷ったが洗面所を見つけて鏡に向かうと、
貴「 ボッサボッサじゃん 」
周りにクシがなかったため手グシを使って整える。
整えても少し違和感があるがそのままリビングへ戻った。
少し様子を伺っていると啓司さんが起きてきた。
啓「 おはよ。」
貴「 お、おはよう 」
啓「え、頭ボサボサになってなかったの?」
貴「なってたので洗面所をお借りしました(笑)」
啓「一回起きた時にめちゃめちゃボサボサだったからびっくりした(笑)」
貴 「え…ウソ…見たんですか…(笑)」
啓「でも可愛かったよ(笑)」
その言葉に少しドキッとする。
啓「ご飯作るからソファーでまってて」
そう言われソファーに座る、
まだぎこちない。
そのまま周りを見たりしていると、
啓「できたよ。」
いつものその笑顔でそういった。
テーブルで二人で食べるのは少し緊張してご飯があまり喉を通らない。
結構時間かかってやっと食べ終わり手を合わせて「ご馳走様でした」を言う。
そうすると、
啓「 … 」
??
啓「 食べ終わってずっと見てたらなんかかわいいなって思った(笑)」
貴 「 ッッ///、」
絶対顔赤い。
あんなことされたんだもん。
思い出すと胸が苦しくなる。
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作者名:そると、 | 作成日時:2017年3月22日 23時