世界が色付いた日 ページ2
放送があり「新・我々師団」と言う組織が出来ることになった
すごくウキウキで楽しみな僕は今先輩に魔バナナを差し出されている状態です
何故？
「…え？何で魔バナナ差し出されてるアル…」
「あのっ！良ければ新・我々師団に！！」
「新・我々師団…！え、先輩は入っとるんですか？」
「は、はい」
え、何か…すごいカッコ良さそうな組織だったのに…
一気に興味なくなったかも
「…先輩って僕の家系分かってるアルか？」
「！はい！クトゥルフ家ですよね」
「なら何で僕を…」
「私が団長にお願いして許可を貰ったんです！」
「…新・我々師団だったら僕の事捨てないアルか」
「？捨てる…の基準は分かりませんが一度でもこっちにきてもらったらそちらが何かしてこない限りこちらも手を離しません」
そういうミルクティー色の髪の毛をしている先輩は何か決意や安心してる様子が見えた
そしてその姿勢がとても僕には特別なものに見えてしまって思わず初対面の先輩の手を掴み
「っ〜！よろしくお願いします！」
そう言ってしまった
ー
とりあえず師団室に行く事になったらしく先輩の後ろをついて行き扉の前に着く
とりあえず圧がすごい名も知らぬ先輩は扉を開け僕を招き入れると目の前に背の高い悪魔と少し離れたところに浮いてる女性の悪魔がいた
「君が新しく入ってくれる子か？」
「んわ…え、あそうです」
「そうかそうかエーミールが言ったのだから間違いなくいい奴だろう！」
「ねーグルッペンもうそろ私行かないとなんだけど？」
「そうか、そうだったなそれなら先に自己紹介をしてしまおう私はグルッペン・フューラー新・我々師団団長だ」
「私はチャバンちゃん！よろしくね！」
「オリオン・
「僕はエマ・
「エマ君、よろしく頼むよ」
「はい！！」
やはり此処なら楽しめそう！！
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作者名：霧狐 | 作成日時：2023年12月14日 17時
