りきじ ページ8
カニ「ただいまー!朱亥ー?」
「お、にぃさんおかえり」
カニ「朱亥ー!!」
顔を出すと腹面の上からでもわかるほどの笑顔をしながらこっちに走って抱きついてくる私の兄成瀬力二、今日も夜遅くに帰ってきてしっかり働いてたのが分かる
「にぃさん血の匂いする、お風呂溜めてあるから入って来て」
カニ「えーもうちょいお兄ちゃんに甘えない?それか甘えさせてよ」
「えーじゃない!はよ風呂入って!」
中々にシスコンだと思う、にぃさんは。正直自分も甘えたい、にぃさんを撫でたい、撫でられたい。
でも数年前になった反抗期から抜け出せない、と言うかどうやって接せればいいのか分からない
「どうしたもんか…ここなに相談しようかな」
カニ「何か悩み事あるの?まさか…彼氏!?お兄ちゃん認めないぞ!!」
後ろから話しかけて来たにぃさんにはビックリした、後そんな腕掴まれて揺らされても酔うだけ
「違う!明日も早いんだから寝て!警察として!」
無理やりベットに連れて行き寝かせる
さっきにぃさんに彼氏は認めないとか言われたけど自分からしたら彼女が心配だ。
良い人なら良いが少しでもにぃさんに無理させるならこっちだって認めない
取り敢えずここなに聞くため自分も早めに寝た
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作者名:霧狐 | 作成日時:2024年1月10日 16時