【ストグラ】きょうだいあいをさいきょーに【短編集】 (ページ11)

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ｵﾙｶちゃんページ11

ｵﾙｶ「朱亥ー！！おーい！」

元気に手を振りながらこっちに走ってきている青髪の女の子
「オルカお姉ちゃん」
ｵﾙｶ「！そうだぞ！オルカお姉ちゃんだぞー！」

私の目の前に来たかと思いきや手を取り上下に振る、警察として働いているだけ合って目に見えなくともしっかり筋肉が付いてきており地味に痛い。

「オルカちゃん…手痛い…」
ｵﾙｶ「あ、すまない…って言うかオルカちゃんじゃなくてオルカお姉ちゃんだぞ！」
頬を膨らませ可愛らしい顔でむっとするオルカお姉ちゃん

オルカお姉ちゃんとは血は繋がっていない、只々この街に来てばっかの時に色々助けて貰い「お姉ちゃんって呼んでくれていいんだぞ！」と言われてから呼んでいる

「それで、こっち来たってことはなんか合ったの？」
ｵﾙｶ「その通りだ！最近来た記憶喪失の男が居るんだけどな、朱亥は救急隊だろう？どうかそいつを邪険に思わないで欲しいんだ…そこら辺は本人の自由だけどな！」

「あぁ…個人医の人か確かに他の人たちもいい顔しなかったな」
ｵﾙｶ「決して悪いやつじゃないんだ、だからお願いしてもいいか、？」
泣きそうな顔での上目遣いはずるいと思う、了承するしか無くなる
元々了承しようとしてたけど

「いいよ、その代わりオルカお姉ちゃんの話も沢山聞かせて」
ｵﾙｶ「…！！ありがとう！！流石オルカの妹だぞ！！」
「まぁ、オルカお姉ちゃんの妹だからね」

血が繋がってなくてもお互いが姉妹だと思ってればもう家族だと思ってるよ、オルカお姉ちゃん