【ストグラ】きょうだいあいをさいきょーに【短編集】 (ページ2)

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つぼページ2

tb「朱亥ねぇさんー？家出るぞ」
「匠にぃさんちょっと待ってー」

いつもとおんなじ会話だが今日は違う、引っ越しをする日だ
いつもの家から出て空港に行きこれから住む街、ロスサントスに引越に行くのだ

勲おじちゃんがちょくちょく武勇伝を送ってきていて賑やかそうな街だ。
キャプテン・アメリカを模した警官をのしたと言うのには匠にぃさんと声を出して笑ったものだ

飛行機で数時間、街に着きテンションが上がっているのか警察署の前で信号無視を匠にぃさんがしていたが普通に信号無視していなかった

tb「朱亥ねぇさん、どうやらこの街も治安が良く無いみたいだ。まるで春日井シティ」
「春日井シティの風評被害やめろくださーい」

とりあえず警察署に行き中へ入るが人は誰もいなく外ではサイレンが鳴り響いており市役所に行くことにした

タクシーを待っているとパトカーが止まり中から緑髪のお兄さんが出てきた
遠くからタクシーが来ているのを確認し、近くに止めてもらう

tb「いや、お世話になるってのは寛容的なお世話になるではなくて」
意味のわかんねぇことを言っているコイツは無視をしよう。タクシーに乗り市役所で取り敢えずトラック運転手を名乗らせてもらうことにした
匠にぃさんも同じトラック運転手だからなんとかなるだろう

近くにあったスーパーに立ち寄って新聞紙を買い見ているとプリズンに送られた人の名前で勲おじちゃんの名前があった

tb「叔父さんと同じ人がプリズン行ってるな、不思議」
「私たち警察やってるって聞いてこの街来たのに」
tb「まぁちゃんと警察してないって聞いたから俺が警察なる為に来たんだけどな」
「なら下手なバイトするより先に警察署行った方が早くね？」

警察署に着き誰か来るかとスマホを触っていると奥の扉に入っていく人が見え、匠にぃさんが呼びにいく