風 邪 を ひ い た ページ25
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貴「…ん、」
目を覚ますと見慣れた天井。
…あの違和感の正体は風邪だったんだ。気づかなかった。
後でこたちゃんと壮馬にお礼言わなきゃ。体感だけど熱は多分37度くらいかな。
起き上がって、ふと布団を見ると。
貴「っ…!?」
見慣れた顔。最近この人の事ばっか考えてた。
貴「拓也、」
江口拓也。彼は私の手を握って寝てた。こたちゃんたちが呼んだんだろう。
貴「……すき、すきだよ。拓也、」
彼の寝顔を眺めていて、ふと出てきたのはこの言葉。
いつもは叶わない恋なのかな、とか思っているけどこのときは熱のおかげなのかぼーっとしててそんなことは1ミリも考えていなかった。
ただ思っていたことを眠っている彼に言った。ただ、それだけ。
彼がどう思っているかとかは考えていない。
江「──── それ、期待していいの?」
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ととねこ(プロフ) - ゆんが!!更新ファイト!! (2020年6月2日 16時) (レス) id: 2fe5166eed (このIDを非表示/違反報告)
@ゆんが(プロフ) - らて。さん» ああああ!!ありがとう!更新頑張るよ…^^ (2020年1月13日 18時) (レス) id: 0335830a32 (このIDを非表示/違反報告)
らて。(プロフ) - ゆんがああ!!続編おめでと!! (2020年1月13日 17時) (レス) id: 70fe41ff7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠維 x他1人 | 作成日時:2020年1月12日 19時