7 ページ8
何故か涙目のノーマンに
しゃがんで背中を摩ってあげる
変わらず涙目
『...寝れないの?』
ノーマン「あ、いや...その.....」
躊躇して伏く
まじでどうしたの...?
しばらく本人が落ち着くまで摩って待っていると
ノーマン「...聞いても笑わない?」
『...うん大丈夫』
ノーマン「.....あのね、実は、、」
聞くと、夜中にふと目が覚めてトイレに行こうすると
帰り際に背後から謎の気配がして
怖くて そのままここに蹲っていたらしい
...なるほど
ノーマン「...変だよね こんな話」
いいえ、全く(即レス)
まぁ...でもそうね...
この時間は出やすいから...
『...全然そんなことないよ
...私も...あるし.....。。』
ノーマン「え!ほんと!?!」
気配どころかご本人と直接対面型だけどな
でも...少し以外だな
ノーマンってこういうの怖がるんだ
てっきり説明つかない事は信じないタチだと思ってたけど
...あ。
そっか、まだ6歳なんだった
ノーマン「Aは怖くないの...?」
怖くは...ないかなー...
答えを待つように見詰めてくる
『...怖いとは思わないかな』
ノーマン「どーして...?僕たちのこと脅かしてくるかもしれないんだよ...?」
まぁ、うん...大体はそうなんだけど...
でも
『......そうかもしれないし...そうじゃないかもしれない』
ノーマン「?」
『...えっと.....。...私はね、どんなに不思議な存在でも
きっと
理解出来ない様子で首を傾げる
『...ほら、もしかしたら友達になりたいって思って近付いて来てくれたのかも知れないでしょ?』
ノーマン「あ、そっか...」
『...何も分からないまま勝手に決めちゃうは勿体ないよ
もしかしたら楽しい事かもしれない。とか
嬉しい事かもしれない。とか
どうせ考えるならさ、色んな事考えなきゃ損じゃない?』
何となく。
ノーマン「...」
...あ、あれ??
何故か固まるノーマン
...私なんか不味いこと言ったかな!?!?
内心、慌てていると
ノーマン「...ふふ」
『...え?』
ノーマン「そうだね
そういう風に考えた方が きっと楽しい」
すっきりとした様子で微笑んでいた
.おまけ.
『...部屋戻る?』
ノーマン「うんそうだね
あ。でも、まだちょっと怖いから A一緒に寝ようよ」
『.....え゛。』
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:七海 | 作成日時:2022年11月30日 17時