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kr side
貴族が解散していくのを尻目に、俺はテント裏に向かう
「あ、今回の目玉商品を買われたお客様ですね！いや〜、ありがとうございます！では、早速お金の方を…」
『…』
ゴマをすりながらにこやかに金の請求をしてきた司会者に、俺は無言で金が入った袋ごと渡す
「ありがとうございます！それでは、こちらが首輪の鍵になります！あと、こちらがお買い上げになられた商品です！それでは、良い一日を！」
司会者はそう言って足早に去っていった
俺は目の前の青年を見る
もう、ステージで見せたような儚げな雰囲気はない
それどころか、困惑と警戒をしている
『えーっと、俺はきりやん。お前、名前は？』
？？「…ございませんが」
そう言って頭を下げる
俺が買ったから、主人だと思って敬語を使ってるのだろうが、
俺は主人になりたくて買ったわけじゃない
『じゃあ、俺が付けてやる。そうだな…』
名前、か。
考えて、ふとあの笑顔を思い出した
『…スマイル、でどうだ？』
sm「…わかりました」
そう言って、また頭を下げるスマイルに、俺はむず痒い気持ちになった
同い年だと思われるやつから頭を下げられるのは、なんだか嫌だ
『あ、別に敬語とかいらない。強いて言うなら、俺の友だちになってよ』
どうせなら、ずっと寂しかったから
キミは、そばにいて欲しい
sm「…わかった。ありがとう、きりやん」
『いいのいいの！これからよろしくな、スマイル』
こうして、俺とスマイルの新たな毎日が始まった
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匿名^p^(プロフ) - やばい…この作品タイプ過ぎるぜぇ…() (2023年2月17日 19時) (
レス) id: 8b9878f1fd (このIDを非表示/違反報告)
あきすての - すみれさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2022年10月26日 7時) (レス) id: e449800a10 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - うん!最高ですね!スマさんのために城に戻ったきりやんやさしい（‘ω ’#）続きまってます (2022年10月25日 17時) (レス) id: a70cb7c9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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