たぬきに恋して３【うらたぬき】

直接 ページ11

フォークとケーキをうらたんに渡そうとすると

ファンのみんなの方から声が聞こえた



客｢あーんしてあげて！｣


『えぇ…』


う｢はぁ？｣


客｢あーん！！お願い！！｣


『分かったよ！みんなが言うんだったら…』


う｢俺の許可は？｣



うらたんのその言葉を聞いて睨みつける

分かってるよね？ここでやってあげなきゃみんなのためにならないでしょ？



う｢あ、はい｣


『はい、あーん』


客｢きゃあああああ！！｣


う｢ん、うまっ｣



みんな悲鳴が…す、すごいな

まぁ喜んでくれて嬉しいです。くそ恥ずかしいけど



う｢それじゃ一曲歌うか！｣


『はーい』


う｢みんな澄花来てくれたから、もっと盛り上がっくぞ！｣


客｢いえーい！！｣



日曜日の秘密〜♪(飛ばします)




『いやー、ほんと誕生日おめでとう』


う｢あざっす｣


『もう何回目かな…うらたんの誕生日祝うの』


う｢結構な回数｣


『そうだね。あ、実はうらたんと私幼なじみなんです』


客｢えー！？｣



ほんと何回目なんだろう。歌い手として出会ってからは

Twitterでおめでとうってスカイプでおめでとうって




今年はちゃんと会って言えてよかった



う｢実はね。澄花が生まれた時から、6年間ずっと一緒だったからな｣


『そうそう。はやいねー若かりし頃に戻りたいよ』


客｢www｣


う｢まだ若いだろ。俺なんて28に…｣


『でもみんなと一緒に歳を取れてさ、こんなたたくさんの人におめでとうって言ってもらえるなんて。

嬉しいことだよね！』


う｢らしくないこと言うね｣


『はい？』


う｢いやー素晴らしいお言葉です。ありがとうございます｣



いや意味分かんないから

なんでお礼の言葉を言ってるの

まにまに→←サプライズ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す