熱 ページ26
泣きじゃくる伊作をAは背中を擦りながら受けとめていた
すると徐々に伊作の息が荒くなっているのに気がついた
伊作の顔は真っ赤
熱だ
しかも寝ている
「伊作ー大丈夫ー?」
きっとAが許してくれて安心したんだろう
医務室へ連れていこうとするがきっと今は数馬と左近の治療中。今会わせても混乱するだけだろう
仕方なくAは小さな身体で伊作を背負い、自分の部屋へ連れて行くとこにした
「(見かけによらず重い…)」
────────────
数馬と左近の治療が終わり喜八郎はAの部屋へ向かう
喜八郎「失礼しまーす」
喜八郎が部屋に入るとただ今絶賛看病中のAがいた
喜八郎「伊作先輩どうしたんです?」
喜八郎がいつものポーカーフェイスで聞く
「なんか熱出ちゃってさ」
と言うと
喜八郎「そうですかっ」
と座り込む
「数馬と左近は大丈夫そう?」
喜八郎「はい。しっかり自分たちで治療してました!」
「喜八郎が治療した訳じゃないのね…笑」
喜八郎「あくまで僕は付き添いですから」
「あぁ。なるほど…」
Aはちょっと呆れた表情をしながらも
「(まぁ。喜八郎だからねー)」
と納得したご様子
するといきなり
喜八郎「先輩」
「ん?何?」
喜八郎「僕今日竹谷先輩の部屋で寝ようと思うんです」
とさっきとは全然違う話題にかわる
Aの頭は喜八郎ワールドになかなかついていけてなかったがとりあえずなんでかを聞いてみる
「どうして?」
喜八郎「竹谷先輩。授業が終わってから部屋にこもっちゃっているらしいんです。」
「なるほど…」
喜八郎「ダメですか?」
「気をつけてね!」
Aが言うと喜八郎はパァっと顔を明るくし
喜八郎「はいっ!」
と言いながら部屋を出て行った
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hina hihoho2(プロフ) - ふうちゃんさん» あ、良かったです(?) (2018年11月17日 0時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
ふうちゃん - あ、推しキャラ全く同じです! (2018年11月16日 23時) (レス) id: bf255fe5fa (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - みず。さん» ありがとうございます!!尊敬しているなんてっ!嬉しくて目から水が…!もし良かったらこれからも気軽に話しかけてやってください!! (2018年8月9日 20時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
みず。(プロフ) - 私も忍たまの作品を書いているものですが、尊敬しております。暑いので体調に気をつけながら頑張って下さいね!! (2018年8月9日 19時) (レス) id: 241df87a43 (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - ゆきうさぎさん» ありがとうございます! (2018年3月13日 10時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hina hihoho2 | 作成日時:2018年2月23日 17時