十年後桜の舞う頃【RKRN】

どうして※血などの表現がでてきます ページ23

乱太郎｢A先輩っ！！｣


伏木蔵｢大変ですっ！！｣


息をあげた2人がAに言う

その様子を見てAはただ事ではないと思ったがまず二人に落ち着いて聞く


｢何があったの？｣


すると二人は口をパクパクさせながら


乱太郎｢三反田先輩と左近先輩が！｣


伏木蔵｢上級生とっ！｣


えっ！？とAは急いで立ち上がり


｢数馬たちは！？｣

と慌てて数馬と左近がいる場所を尋ねる

そして二人に


｢二人とも…よく先輩たちの言うことをちゃんと聞けたね…偉いよ！｣


と言い頭を優しく撫でるとAは急いで教えて貰った場所へと向かった


────────────

一方数馬たちは頬に傷をつけながら留三郎たちの攻撃をとめようとしていた


左近は恐怖で涙を流しながらも一生懸命頑張っていた

涙が傷口に触れてしみる


相手はあの七松小平太


それでも後輩のためならと一生懸命苦無で攻撃を受け止めていた


そんな姿をチラチラと様子を伺っていた数馬は時々


数馬｢左近！頑張れ！｣


や

数馬｢もうすぐA先輩がきてくれる！｣


と励ましていた

でも

留三郎｢よそ見をするなっ！！｣


すぐ相手が攻撃をしてきて数馬もヘトヘトになってきた


折角風呂に入ったというのに汗だくだ


次の瞬間


留三郎｢はっ！｣


呼吸が上がっていたため留三郎に呼吸をよまれてしまい深呼吸をしようとした一瞬のうちに数馬の右腕の白い袖が赤く染まっていく


数馬｢ｸ… ｣


数馬は苦無を落とし涙を流しながら右腕を抑え座り込む


左近｢数馬先輩！？｣


そして留三郎は座り込んだ数馬にトドメをさそうとした瞬間


？？｢やめろっ！！｣


数馬の前に誰か立ちはだかった

どうして2→←突然の

ラッキーアイテム

庄左ヱ門

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す