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｢ねぇかおり〜？私たち、見ちゃいけないもの見ちゃったんじゃない？｣
｢まさか赤葦があんなだったなんてね…。私もちょっと吃驚だわ。木葉は赤葦がそういう感じなの知ってた？｣
｢いや、俺も正直ビビってる｣
｢どうすんだよ木兎ー。｣
｢お、俺しらねぇーよ小見やん！！俺だってただうっちーとあかーしが出かけるって言うから興味本位でついてきただけだしよ…｣
三年生はまんまと後輩二人の演技に騙され物陰でザワザワと小さく円を作り騒ぎ始めていた。
この一連の流れで今まで知らなかった情報が一気に流れ込み頭を混乱させたのだ。
一つ目は赤葦とAが付き合っていたということ。否、これは事実ではなく演技上での二人の設定である。
二つ目は赤葦の性格にあまりにも束縛が激しいところがあるということ。普段の落ち着いた彼からは想像が出来ないがこちらもまたしてもただの設定に過ぎない。
そして三つ目は二人が今保健室にいるということ。まぁ元々はお遊び半分なので何をしているという訳でもないのだがAが保健室に入るのを大変躊躇しているような演技をしたものだから三年生はそれをかなり信じ込み緊迫とした空気に包まれていた。
助けに行くべきなのか
行かないべきなのか
｢元といえば木兎が二人をつけようなんて言ったからじゃない｣
｢でもでも！ゆきっぺも雀田も来てるじゃん！？ ｣
｢私たちはただ、心配だったのよ…｣
はぁ、と顔を俯ける
どうしたものか。と
その沈黙を破ったのは以外にもこのメンバーでは唯一良心とも言える猿杙大和だった。
｢よし木兎、行ってこい｣
｢は、は！？さる、何言ってるんだ！？｣
｢事の発端はお前だ木兎！！！さぁ！！内倉をたすけにおゆき！！！！！｣
｢えぇ…！？｣
｢頑張れ木兎ー｣
｢よっ主将！エース！｣
｢カッコイーネ！｣
｢猛禽類ー｣
｢ミミズヘッドー｣
｢……………………俺、最強…？｣
｢おおおおおおおお！！ヘイヘイヘーイ！！俺って最強！！！うっちーもあかーしも俺に任せとけ！！！！！！｣
木兎を引き立てるこのセリフ、何度目のデジャブだろうか。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
今日のHQ男子
大平獅音
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hina hihoho2(プロフ) - にゃ!!さん» 了解しました！2つのリクを合わせてしまいます！有難う御座いました！ (2019年7月5日 0時) (
レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
にゃ!! - ロキさんのコメントを見て思い付きました！(ごめんなさい)デートのとき、先輩たちがこっそりついてきて〜っていう感じはどうでしょう？ (2019年7月4日 19時) (レス) id: 0b07694757 (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - ロキさん» お、デートしちゃいます？やっちゃいますか？やってしまいましょう！！実は私もデートについてはチョロっと考えていたもので、もうこの際書いてしまいましょう！！リクエストありがとうございます！ (2019年7月2日 22時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
ロキ(プロフ) - リクエストなんですけど、デートとか行って欲しいです！ (2019年7月2日 22時) (レス) id: e9ed424476 (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - にゃ!!さん» それはそれは！嬉しいお言葉有難うございます！ラブコメですか…！！是非書かせて頂きたいのですが具体的にどういった内容がいいですかね？ (2019年7月2日 20時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hina hihoho2 | 作成日時：2019年3月4日 23時
