27 ページ28
.
それからご飯をみんなで食べた。
前に買い物に行った時に自己紹介しようという話を緑谷くんは覚えていてくれたらしく、無事僕はみんなの名前を知ることが出来た。
つり目くんの名前が爆豪勝己だと聞いた時は名が体を表しすぎだろとは思った。瀬呂くんも。
僕自身のことについてもめっちゃ聞かれた。
1番は口元にある狗巻家の象徴だった。
今日ご飯を食べる時に初めて見せたもんだからみんなから一斉に聞かれた。
みんな声を揃えて象徴をカッコいいと言ってくれたのは嬉しかった。
.
みんなが入浴中夜風に当たりながらこれからを考える。
どうも出発前のグルグルと気持ち悪いナニかが今だに腹の中を暴れている。
何も起きなければ良いがここまで続けばそうはいかない。
前に夏油によって兄やパンダ先輩、真希さんがボロボロにされた事があった。
その時も数日前から嫌なナニかに苦しんだ記憶がある。
その時とどうも感覚が同じなのだ。
一応相澤さんと五条先生には話はしとくか。
「 あっ、狗巻！俺らもう入り終わったし後お前だけだぞ 」
『 だいふく〜 』
通りかかった切島くんが声をかけてくれたので腰を上げ風呂へ向かう。
わ、広。
.
翌日 合宿二日目
AM 5:30
みんなが眠そうにしながら外へ集まる。
正直僕も眠い。この時間普段寝てる。
「 お早う諸君 」
相澤さんが挨拶を終え、話しを始める。
合宿の目的を説明し終わると爆豪くんにボールを渡した。
「 入学直後の記録は705.2m 」
...ボール投げってそんな記録出るもんだっけ？
悠仁なら出せるだろうけど...
「 んじゃよっこら...くたばれ！！！ 」
ああ、個性使用して、か。
ビックリした。普通に投げて700越えなら身体能力悠仁だもんな。あんな運動神経の塊何人もいてたまるか。
「 709.6m 」
いやみんな「あれ...？」みたいな感じだけど僕からしたら普通に凄い数字なんだよな。
「 今日から君らの"個性"を伸ばす 」
「死ぬ程キツイがくれぐれも...死なないように 」
みんなの息を飲む音が聞こえる。
うーん。僕は何しようか。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありす - あけましておめでとうございます…！ (2022年1月22日 21時) (
レス) id: e6e5bd6e87 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - 久しぶりに見に来たら更新されてる！！嬉しい！！大好きです！！ (2021年12月30日 22時) (レス) @page42 id: 03e8aba142 (このIDを非表示/違反報告)
あんず。(プロフ) - 更新ありがとうございます！面白っ！応援してます！ (2021年12月30日 18時) (レス) @page42 id: 12cefd80a0 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - 待ってました！！！更新ありがとうございます〜！！！ (2021年12月30日 1時) (レス) @page42 id: c0bda5c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
受験生 - 続きがきになる、、、！ (2021年10月23日 15時) (レス) @page41 id: 4393c39867 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あっとまーく | 作成日時：2019年12月15日 19時
