陰陽師はツイートする。せかんど【歌い手】

レイ＠やはり唐突の番外編＠ましゅまろおれんじさん ページ42

僕がいつも通り御札を売ってる時、その人たちは唐突に来た。


『さーてと、完売したし帰るかー････っても家は目の前だけど』


1人で呟きながら家に入ろうとすると、後ろから声をかけられた。


『はい、何でしょう････か』


え、マジか。


そこ居たのは4人の男。


しかも見たことあるし。


････こいつら、もしかしなくともそらまふうらさかだろ。


『んﾞんﾞっ、何でしょうか』


正体がバレたら面倒くさいことになるので声を変えて尋ねる。


そらる「いや････御札ってまだありますか？」


『いや････今日の所は完売ですか』


坂田「マジか〜」


残念そうに言ったのは坂田････だよね？


うらた「どうすんのまふ？」


まふはめっちゃ人見知りを発揮して、そらる(だと思われる人)の後ろに隠れている。


まふ「あっ････えっと････」


僕の視線に気づいたまふが慌てだした。


え、本当なんでこういう時だけ可愛いの？


もう普段からそれで居ろよ。そうしてくれたら僕の心がGETできるよ☆


『御札が欲しいんですか････今すぐ作りましょうか？』


まふ「えっ！？」


まふの顔が明るくなり、僕とまふが初めて目が合った。


そらる「いいんですか？」


『はい。少し値段は上がりますが』


僕が言うと、まふが喜んで首を縦に振る。


『なら僕の家に入ってください』


うらた「え？でも････」


『お客様を外で待たせるなんてことは出来ませんよ』


いくらそらまふうらさかで、僕とネット上の関係だとしてもお客さんには変わりない。


渋る4人を半ば無理矢理家に入れ、僕も入ってから扉を閉めた。

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