3話 ページ4
シュガーside
公園のベンチできゅーけいしてる。
キャッキャと笑ってサッカーをしたり、砂遊びをする子供達をみるのはなんだか癒されるからちょっとのきゅーけいのつもりがずっといてしまう。
足元にボールがコロコロと転がってきた。
子「おねーちゃん！ボールとってー！」
「…ん」
ボールをとってあげると、眩い笑顔で「ありがとう」と言われた。
ル「さとちゃんだー！！」
マ「さとちゃん！！」
元気な声でそう呼ばれて、振り返るとルナちゃんとマナちゃん
そして
三「よっシュガーこんなとこで何してんだ？」
東京卍會のママこと三ツ谷隆がいた。
「あっマ…隆。」
三「おい今ママって言おうとしただろやめろ」
「ゴメンね」
そう言って頭を撫でると、「やめろ///！！！」と顔を真っ赤にして怒られた。
昔はよくやらしてくれたのになぁ、なんだか切ない気分…
ル「兄ちゃんばっかズルイー！！！ルナもルナも！」
マ「マナもやってさとちゃん！！」
「よっしゃ、こっちおいで(わしゃわしゃ」
頭を撫でるとニコーと二人は笑顔になり私は二人のおままごとに誘われた。
隆「わりぃないつも」
「ルナちゃんとマナちゃん好きだから全然…あっ隆も好きだよ？」
隆「お前なぁ…」
ハァのため息を吐かれて、今度は私が頭を撫でられる。
隆「好きとか…俺ら以外に簡単にいうんじゃねぇ、絶対に言うな」
「わかった」
そうちょっと怖い顔で怒られてしまうがすぐ隆はいつも通りは戻った。
________
ル「さとちゃん遊んでくれてありがとう〜！」
マ「さとちゃんありがとう〜！」
隆「ありがとな、コイツらの面倒見てくれて」
「んー」
ままごとなどの遊びが終わり別れて帰ろうとするとマナちゃんがもじもじとしながら私のスカートを掴んできた。
「？どした」
マ「あのねさとちゃんあのね…ギューってしてほしいの」
ル「！ルナも、ルナもギューってして！」
「オッケーオッケー、二人ともおいで」
私は二人まとめてギューと抱き締めると、隆と目が合ってそらされた。
しばらくしてから二人を離して、私は隆に向けて両手を広げた。
「隆、ギューしよっか」
隆「……おう」
また「子供扱いすんじゃねぇ！」と言われるかなと構えていたが案外素直にこちらにきた。
「いい子いい子」
隆「それはやめろ…シュガー」
"今日集会なの覚えてるよな？"と隆は言った。
「…あっ」
忘れてたなぁ
続く
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作者名：ネイル | 作成日時：2021年7月28日 1時
