彼女は傷つかない４［BTS］ (ページ1)

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episode 151 一つに溶けるページ1

久しぶりに触れたテヒョンの唇に、一気に体中が熱くなった。

一瞬掠めただけなのに、その瞬間を逃さないかのように。

ﾃﾋｮﾝ「、、っ、、ん、、、ルカ、、ルカっ、、、」

テヒョンは私の顔を引き寄せて、深くキスをした。

部屋中に響くのは二人が触れ合う音と吐息だけ。

ルカ「っ、、ごめんねテヒョン、、、ほんとはっ、、誰よりも、、、私っ、、」

ﾃﾋｮﾝ「うん、、、ちゃんと俺の目、、見て言って欲しい、」

ルカ「、、好きだよ、、、テヒョン、、、ごめんね、」

ﾃﾋｮﾝ「、、ごめんじゃないでしょ？、、ありがとうって、、それで良いんだよ。ルカ、、愛してる、」

強く抱きしめたテヒョンは、まだ片付いてない部屋に無造作に置かれたマットレスに私を寝かせた。

着ていたコートもマフラーも何もかも投げ捨てて、覆い被さってくる。

ぎゅっとテヒョンの首元に抱きつけば、テヒョンの優しい香りにすごく安心した。

月明かりに照らされた私の服を剥がしながら、テヒョンの長い指が体をなぞっていく。

ルカ「ダメっ、、テヒョン、、、そんなに見ないで、、」

ﾃﾋｮﾝ「綺麗だよ、、、もっとよく見せて、、、」

ブラウスのボタンを外して笑うテヒョンはすごく妖艶でセクシーで、

恥ずかしいのに、もっと触って欲しくなってしまう、、、

テヒョンのせいだよ、、、

私こんなにはしたなく、テヒョンを求めてる。

ルカ「あっ、、、あ！、、ダメ、、、テヒョン、、っ、」

ﾃﾋｮﾝ「ここ、、、っ気持ちいいんでしょ？、、、」

もう逆らうことなんてできない。

私の全部を知り尽くしてるテヒョンは、容赦なく攻めてくる。

ﾃﾋｮﾝ「、、ルカ、可愛い、っ、、、もう我慢できない、」

ルカ「テヒョンっ、、あっ、、っ！、、あっ、、はぁ、、」

ひんやりした空気は、二人の熱に染まって熱くなる。

なんだか夢を見てるみたい、、、

とてつもなく、幸せな夢を。

体の中がテヒョンでいっぱいで、溶けてしまいそうなくらい気持ち良くて。

ルカ「、、テヒョンっ、、テヒョン！、、」

ﾃﾋｮﾝ「っ、、あっ、、は、、ルカっ、、愛してるよ、、」

ルカ「あっ、、、私も、、愛してる、っ、、」

頭の中までぼーっとして、余計なことなんて考えられない。

ただテヒョンの熱に溺れて、奥底まで一つに交わった。