episode 142 伝えきれない愛 ページ42
※テヒョンside
ルカがセットしてるアラーム音で目が覚めた。
自分の設定した目覚ましはいつまでも鬱陶しいのに、ルカと一緒なら目覚めが良いから不思議。
長い睫毛が揺れて、まだ眠そうに寝返りを打つルカが可愛くて仕方なくて後ろから抱きしめる。
テヒョン「ルカおはよう、、、起きなきゃいけない時間だよ?、」
ルカ「、、、もー、、テヒョンのせいでしょ?、、毎晩はしんどいよ、、」
ルカが疲れてる一番の原因は俺なのはわかってるよ?
、、、だけど意地悪したくなるんだ。
テヒョン「ふふ^^ ごめん、、、でもやめないよ?、、、ルカ、、、」
毎日毎日愛してるを伝えても足りないよ。
愛してるの最上級があるなら、誰か教えて欲しい。
テヒョン「、、、愛してるよ、ルカ、」________、
テヒョン「〜♪、〜♪、、」
ジョングク「、、なんかヒョン、、今日やたらと上機嫌ですね、、笑」
ジミン「どうせルカのこと考えてたんじゃないの?笑 分かり易いなぁー、、」
ホソク「今日はじゃなくて今日もだろ?笑」
ユンギ「この前テヒョナの部屋行ったら荷物半分くらいなかったぞ、、、」
テヒョン「あ、ルカの家に置いてるんですよヒョン^^」
ナムジュン「、、、いっその事同棲すれば?笑」
あれだけルカを狙ってたはずのヒョン達やジョングクも俺とルカを見守っていてくれる。
いや、、、見守るっていうよりいじられてるの表現の方が正しいかな、、笑
そんな騒がしさを取り戻した週末。
俺はルカに内緒で買い物に出かけた。
もうすぐ誕生日を迎えるルカのプレゼントを買いに。
家族やメンバー以外の人のプレゼントをこんなにドキドキしながら選ぶのは初めてだ。
「、、どんなのが良いかなぁ、、、」
ブランドショップを独り言を呟きながら行ったり来たり。
「、、あ、、、これ、、、」
目についたのはダイヤのついたピアス。
何故かこれを一目見てルカの顔が浮かんだから。
なんて単純な理由だけど。
「すいません、、、これ見せてもらえます?、」
小さな手提げ袋を揺らしながら歩く帰り道。
「ルカ、、、喜んでくれるといいな、、」
そう呟くと、今年初めての雪の結晶が舞い始める。
ルカの作るあったかいご飯が食べたいなって考えながら、家路を急いだ、、、
episode 143 祝宴の前に→←episode 141 心の瘡蓋
488人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Apple | 作成日時:2022年11月8日 23時