episode 141 心の瘡蓋 ページ41
BTSの家政婦としてまた働き始めて数日。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ねぇねぇルカ！今日の夕飯何？俺がリクエストしてもいい？」
ｼﾞﾐﾝ「ルカに似合うと思ってこんなエプロン買ってみた！着てみてよ！」
ｿｸｼﾞﾝ「何か手伝おっか？、、ヤールカ！そんな高い所上がっちゃダメ！！俺がやるから！！」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「ルカ、、日本語の歌詞作ってるんだけど、この文法であってる？」
ﾎｿｸ「はい！ルカにお土産〜！ここのケーキ美味しいんだ＾＾ 全部食べていいよ！」
ﾕﾝｷﾞ「ルカ、、ヘアゴム解けそうだぞ、、結んでやるからこっちおいで、」
ﾃﾋｮﾝ「、、ちょっと！皆してルカルカって！！ルカは俺のなのに！！」
こんなやり取りがほぼ毎日ある。
特に甘いものを食べさせようとするホソクさんとジョングクのせいで体重が少し増えていて、実は迷惑してるんだけど、、、笑
仕事で外出してる時以外はほとんど付き纏って離れようとしない７人の成人男性のお世話は本当に大変・・・・
でもそれを楽しみ出している自分に気がついて、溜め息と笑みが溢れる。
ここに派遣されたばかりだった頃の自分に今の状況を教えてあげても、きっと信じてもらえないだろうな、、、
ｿｸｼﾞﾝ「ルカ？、、どうしたの？」
いけない、、夕食の途中なのに思い出し笑いなんて。
ルカ「ううん、、何でもない＾＾」
ｼﾞﾐﾝ「ルカの笑った顔可愛い、、、」
ﾃﾋｮﾝ「ちょっとジミナぁ、、ルカは俺のだって言ってるのに、、」
ﾕﾝｷﾞ「ルカは俺ら皆のだろ？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「そうですよヒョン！一人でルカを独り占めなんて許せないです！」
ﾃﾋｮﾝ「ルカからも何か言ってやってよ〜！、」
ルカ「もう、、、恥ずかしいからやめて、、笑」
テヒョンからの愛情と皆の優しさが沁みて、残っていた心の瘡蓋もじんわり取れて癒されていく＿＿＿＿＿＿＿、
ルカ「ねぇテヒョン、、、今夜も家来るの？、」
ﾃﾋｮﾝ「うん、、、今夜も一緒に寝る、」
手を繋いだ私たちは、時間のかかる宿舎から家までの距離をバレないように移動して、近所のコンビニに立ち寄るのが日課になりつつあった。
毎日過ごす何気ない日常も、テヒョンが居てくれたら特別なものに変わってく。
愛してるよテヒョン、、、本当は。
私もっと、、貴方の側に居たかった、、、
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作者名：Apple | 作成日時：2022年11月8日 23時
