彼女は傷つかない３［BTS］ (ページ19)

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episode 119 抱えきれない不安ページ19

ジフンの悲痛な心の叫びが、いつかの自分と重なる。

ルカ「私はどこにも行かないよ、、ここに居て、、ジフニの側に居るって言ったでしょ？、」

ｼﾞﾌﾝ「、、もう呼ばないで、」

ルカ「、、え？、」

私の上に覆い被さって、シャツのボタンを外すジフンは。

ｼﾞﾌﾝ「テヒョンって、、V先輩のこと呼ばないで、ヌナの口から他の男の名前なんか聞きたくないっ、、」

そう言って深い口づけで無理矢理蓋をする。

侵入する舌に痛みを感じるほどの激しいキスに、体中が痺れてく。

ルカ「っんぅ、、、はっ、、ジフニ、、苦し、、」

ｼﾞﾌﾝ「、、前言撤回、、ヌナは悪い人だ、、、俺こんなにヌナのこと愛してるのに、、何で、、何で！、」

こんなのジフンじゃない、、、強い力で両手の自由を奪うと下着の中に手を入れてくる。

中を掻き回されてあっという間にいやらしく濡れてしまう。

ルカ「ジフニっ！、やめて、、、あっ、、どうして？、私もジフニのこと愛してるのに、、信じてくれないの？、、」

ｼﾞﾌﾝ「信じてるよ、、でも怖いんだ、、、だから、、っこうして体が繋がってるとっ、、、ヌナは俺だけのだって安心する、、っもう余計なこと考えられないくらいにしてあげるっ、、、」

ルカ「っ、、ああっ！、、、やぁっ、、ん、、、あっ、、あっ！、、ジっ、、フニ、、、」

ｼﾞﾌﾝ「可愛い、、ヌナ、、っあ、、あっ！、、きつッ、、、もっと力抜いてっ、、」

繋がったところのじりじり沁みるような痛みと、痛みの後には下半身に響くほどの疼きに襲われて。

肌が重なる音が大きくなると、二人の呼吸も激しくなる。

ごめんねジフン、、、

ジフンがこんな風になっちゃったのは私のせいだね。

ルカ「ジフニっ、、あっ、んっ、、、もうっ、、ダメ、許して、、」

ｼﾞﾌﾝ「まだ、、離してあげないよ、、、っ！、、はぁっ、、だからまだいっちゃダメ、、、」

次から次に襲ってくる快感の渦にあっさり飲まれてしまった私は。

この終わらない行為に恐怖にも似た感情を抱きながら、ジフンの体をただ受け入れ続けていた＿＿＿＿＿＿、

目を覚ますとベッドの上にちゃんと寝かされていた。

隣には長い睫毛を濡らして眠るジフンが、私をしっかり抱きしめたまま。

体に残ってるジフンの感触がまだ熱くて。

私が彼を泣かせてしまった。

そんな暗示を自分にかけて、ぎゅっと彼を抱きしめた。