episode 58 穏やかな日 ページ8
私とテヒョンさんが付き合い出してからあっという間に時は過ぎて。
忙しいテヒョンさんとはどこか出掛けたりとか特別なデートはなかなか出来ないけど、私の作った料理を美味しいって食べてくれて夜は一緒に寝る。
変わり映えのない毎日だけど、それが穏やかで心地よくて幸せだった。
テヒョン「、、ルカとくっついてると落ち着く、、、ねぇ、もっとぎゅっとしてよ、」
ルカ「、、こう?、」
テヒョンさんは行為が終わると必ずそう言ってしばらく抱きついて離さない。
甘えん坊で引っ付きたがり。
肌を重ねる度にお互いの知らなかった部分を分かり合える気がして嬉しかった。
テヒョン「愛してる・・・」
毎日くれる愛の言葉も、熱苦しいほどの愛情も、初めは戸惑ってた私だけど。
今ではそれが気持ち良くて安心する。
ルカ「私も愛してる、、、テヒョン、」
_________、
今日はシンヒさんからの呼び出しで会社に向かった。
ついでにお給料日。
ルカ「おはようございます、シンヒさん^^」
シンヒ「おはよう、ルカさん^^ 早速これ、今月分ね!いつもご苦労さま^^」
ルカ「ありがとうございます!、」
今月分で皆さんに肩代わりしてもらってた借金分の返済が出来る・・・
一つ肩の荷が降りた感じで、つい溜息をついてしまう。
シンヒ「何だかルカさん雰囲気変わったわね?、、、テヒョンのせいかしら?笑」
ルカ「っ!、、シンヒさん、、知ってたんですか!?」
シンヒ「まぁあの子達のことだからね、、、でも変わったのはあの子たちも同じね。前みたいな生意気で荒々しい雰囲気がなくなった気がするから。ありがとう、ルカさん」
ルカ「お礼なんてそんな・・・正直最初の印象は最悪でしたけど。笑 でも今は、、前より少しは接しやすくなったかな、」
シンヒ「それは良かったわ^^ これからもよろしくね!」
ルカ「はい、、こちらこそ^^」
会社を出ると、足取りも軽く。
そうだ、最近見つけたケーキ屋さんでも寄ってこう。
迷わずシュークリームを8個選んで、上機嫌で帰路についた。
マンションに着くと、玄関に靴が一人分。
誰か帰ってきたのかな・・・
ルカ「ただいま、、帰りまっ、、!」
突然背後から抱きつかれて、せっかくのシュークリームを落として台無しにしてしまった。
ユンギ「、、どこ行ってたんだよルカ」
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星空(プロフ) - 続きが楽しみです!テヒョンさんとミジョン?の関係がどうなるかがすごく気になります!! (2022年10月5日 16時) (レス) @page25 id: d8561d62a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Apple | 作成日時:2022年9月2日 0時