episode 87 乱れる輪の中で ページ37
※BTS side
「おいっ!テヒョナ!!どういうことだよ一体!」
いつもは静観してるユンギが珍しく大声を上げる。
ライブのリハーサル後のホテルの一室で俺たちはテヒョンを囲って問い詰めていた。
ミンジョンとテヒョンの熱愛疑惑報道は瞬く間にSNSで拡散されて、事務所のスタッフやマネヒョンからも色々聞かれていたけど、テヒョンは沈黙を決め込んでる。
ナムジュン「なぁテヒョナ、、ミンジョンとのこと、本当なのか?、だったらルカは、、」
ユンギ「お前俺に言ったよな?、もうミンジョンとのことは終わらせるって、、、」
ジョングク「ヒョン、、何か一つでも反論したらどうですか?、違うって、、、言えないんでしょ?」
テヒョン「、、、ごめん、、でもっ、俺が大事なのはルカだけで、、」
ユンギ「、、大事?、、ふざけんな、女二人天秤にかけてる時点で大事になんてしてないだろ、、、お前にルカの恋人の資格なんてない、、」
テヒョン「、っ!、別に天秤になんか、、、俺だって終わらせたいんだ!、、でもあいつが、」
ホソク「ストップ!、、ライブ前にやめようよ、グループの空気が悪くなる。テヒョナ、、お前とミンジョンの関係がどんなかは知らないけど、でもルカには正直に話せよ?、一番謝る相手は俺たちじゃない、」
ユンギ「、、チッ、」
不機嫌な態度で先に部屋を出てしまったユンギ。
ジミン「ニュース見てみな?、あいつと二人で歩いてるの撮られてたみたいだぞ?、」
熱愛の言葉と共に帽子を目深に被った二人のシルエット。
もう釈明のしようもない、紛れもなくテヒョンとミンジョンがホテルに入っていくのが写っていた。
ソクジン「ていうかなんでミンジョンがここにいるわけ?、こんな都合よく」
テヒョン「、仕事で近くにいるってたまたま連絡があって、、それで、」
ジョングク「寂しくなったから会ってたの?、ここにはルカが居ないから?」
鋭い視線でテヒョンを睨みつけるジョングク。
ジョングク「テヒョニヒョンは結局自分の事しか考えてない、、本当にルカのことが好きならどんな理由があってもミンジョンと会わないはずでしょ?、ルカはミンジョンとは違う、都合のいい抱き枕じゃない、」
過去に自分たちがやってたことを棚にあげてテヒョンばかり責められないけど。
ただ俯いてるテヒョンにかける言葉はこれ以上見つからなかった。
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星空(プロフ) - 続きが楽しみです!テヒョンさんとミジョン?の関係がどうなるかがすごく気になります!! (2022年10月5日 16時) (レス) @page25 id: d8561d62a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Apple | 作成日時:2022年9月2日 0時