episode 46 惑う本能 ページ46
最初訳がわからなかった。
テヒョンさんからの「好き」って言葉。
私を抱き寄せる手は少し震えていて。
心臓の鼓動が体全部に響くように、うるさくて速い。
状況を飲み込んだ時、私からあんな大胆な事ができてしまうなんて。
本能的にテヒョンさんから奪った唇。
こぼれ落ちる、過去のトラウマから隠してた想い。
誰かを好きになっても、もしまた裏切られたら？
同じ思いは二度としたくないって、怖かった。
でも、テヒョンさんの想いを知って、嬉しかった。
私じゃないと意味がないって言う貴方を信じてみたいって。
だから・・・もう自分に嘘をつかなくてもいいですか？
あの時から、、、身の程知らずだと自分に言い聞かせながらも、
私にとってテヒョンさんは他の誰よりも特別になってたのかもしれない。
抱き寄せるテヒョンさんの体を、ぎゅっと抱きしめ返す。
ﾃﾋｮﾝ「、、え？、、ほんと？、ルカ、もう一回言って？、」
ふいを突かれたような驚く表情の、三白眼の大きな瞳が真っ直ぐ私を捉える。
ルカ「、、好きです、テヒョンさん、、」
見つめ合えば、自然に近づく距離。
触れ合う唇は、お互いの体温を確かめ合うように激しさを増す。
ﾃﾋｮﾝ「ルカ、、ベッド行こ・・・？」
私は何も言わずに、ただ頬が紅潮していくテヒョンさんの顔を見つめてた。
こんなに美しい人が、息を荒らしながら私の体を必死に貪る姿は。
一度抱かれた時とは違う、愛おしささえ感じて。
思わずテヒョンさんの背中に爪を立ててしまいそうだった。
ルカ「、あっ、、ごめんなさい、、、」
ﾃﾋｮﾝ「、、いいよ、っはぁ、、俺にもルカの印つけてよ、、、っ、」
ダメ・・・テヒョンさん、そんな目で私を見ないで。
全身の力が抜けて、おかしくなりそう・・・
ルカ「あ、、んっ、、、テヒョンさんっ、、もう、、ダメっ、、」
濃密に過ぎていく時間は、体中にテヒョンさんの感触を植え付けるようで。
ﾃﾋｮﾝ「ルカ、、、愛してるっ、、」
深く熱く繋がったまま、テヒョンさんが囁いた言葉は息ができなくなりそうなほど苦しくて。
でもそれ以上に、テヒョンさんの熱で頭の中は余計は事なんて考えられなかった・・・
心地よい余韻に溺れて、前はあんなに鬱陶しかったはずのテヒョンさんの腕を。
今は少しでも長く感じていたいって思ってしまった。
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Apple(プロフ) - おじゃるまるさん» ありがとうございます(*^_^*)読んでくださり嬉しいです！！更新頑張りますm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (
レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» コメントありがとうございます！！読んでくださって嬉しいです☆更新頑張ります(*^^*) (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - ぱせりさん» 読んでくださってありがとうございます！！嬉しいです(*^^*)更新頑張りますのでよければ続きもお楽しみくださいm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
おじゃるまる(プロフ) - おもしろすぎます！！更新楽しみです(o^^o) (2022年8月30日 22時) (レス) @page48 id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina - Apple様。初めましてm(*_ _)mこのお話凄く面白いです。続き楽しみにしています。頑張って下さい‼︎٩( 'ω' )و応援しています‼︎ (2022年8月21日 7時) (レス) @page38 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Apple | 作成日時：2022年7月31日 21時
