episode 5 印象最悪の初出勤 ページ5
シンヒさんから受け取った封書に入った住所に向かった。
作業しやすいように、シャツにスキニーパンツにスニーカー。
着いた先は、そんなダサい格好が滑稽に見えるほどの高級タワーマンション。
エントランスの豪華なシャンデリアに圧倒されて。
畳2畳分ほどのネットカフェで寝泊まりしてる私とは雲泥の差。
依頼主の部屋はここの最上階。
エレベーターの中でさえいい匂いがする。
大きな玄関の前で深く深呼吸。
よしっ！
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／
「はい、、、どちら様？」
かなり若い男の人の声・・・？
ルカ「今日からお世話になります、ハウスキーパーの者です。」
玄関を開けたのは、すらっとした少し細い目が可愛らしい男性だった。
「へぇ・・・今回の人は地味な人なんだね。」
鼻で笑うと部屋に案内してくれる訳でもなく、何処かへ行ってしまった。
ちょっと、、、初対面の人に失礼じゃない！？
いや、ここは冷静にならないと。
こっちは労働者で、あちらは依頼主。
減給だけは何としても避けたい。
リビングらしき部屋をノックすると、背の高いモデルとか芸能人みたいな7人の男性が寛いでいた。
「ヒョン、その人誰ですか？」
「あー、たしかシンヒヌナが昨日言ってた人だろ？・・・」
「マジ？もっと美人な人を期待してたのに・・・」
各々好き勝手にほざいてる中、この中で一番背の高い人が優しく笑って近づいでくる。
「初めまして！僕はキム・ナムジュンと言います。お名前は？何歳？」
口元のエクボが可愛らしい人だな・・・
ルカ「初めまして！ルカと申します。えっと・・・94年生まれで日本出身です！」
その瞬間、私の方に一斉に集中する視線に、部屋中の空気が張り詰めていくのを肌で感じた。
「なんだよ、、、日本人かよ」
「シンヒヌナ何にもいってくれなかったよなぁー」
え？この人たち・・・まさか、
その時、色白で眠たそうにしてる男性があくびをしながら口を開いた。
「別にちゃんと仕事するならいいんじゃね？ ただし俺の私物には触るなよ、」
今度は右腕にタトゥーの入った男性が、
「あんたが作った食事は食わないから。」って耳元で囁いた。
、、、韓国にきて初めてだった。
こんなにダイレクトに日本人だからって理由で嫌われたことが。
episode 6 彼らの正体は→←episode 4 就職活動
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Apple(プロフ) - おじゃるまるさん» ありがとうございます(*^_^*)読んでくださり嬉しいです！！更新頑張りますm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (
レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» コメントありがとうございます！！読んでくださって嬉しいです☆更新頑張ります(*^^*) (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - ぱせりさん» 読んでくださってありがとうございます！！嬉しいです(*^^*)更新頑張りますのでよければ続きもお楽しみくださいm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
おじゃるまる(プロフ) - おもしろすぎます！！更新楽しみです(o^^o) (2022年8月30日 22時) (レス) @page48 id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina - Apple様。初めましてm(*_ _)mこのお話凄く面白いです。続き楽しみにしています。頑張って下さい‼︎٩( 'ω' )و応援しています‼︎ (2022年8月21日 7時) (レス) @page38 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Apple | 作成日時：2022年7月31日 21時
