episode 25 逆らえない熱 ページ25
けたたましく玄関のドアが開いた21時。
仕事から帰ってきたあの人たちの気配を感じながら洗い物を続けていた。
今まで声をかけられるのも嫌だろうと思ってたから、おかえりと言った事もない。
静かに作業に集中するだけだった。
なのに。
「・・・ただいま。」
え？今なんて？
振り返ると頬と頬がぶつかりそうな距離にいるソクジンさん。
「ちょっとー、家の主人が帰ってきたんだけど？無視？」って嫌味な風に言うのはジミンさん。
ルカ「・・おかえりなさい、」
「すっごいいい匂い！早くご飯食べましょうよー」
お鍋の蓋を開けて無邪気に笑うのはジョングクさん。
朝と全然キャラ違うじゃん。
ルカ「、、召し上がってくれるんですか？」
ﾕﾝｷﾞ「ああ、、せっかく作ってくれてたのに、今まで悪かったな、」
ﾎｿｸ「俺もごめん、、良ければ一緒に食べようよ、ね？」
え？私、幻覚でも見てるのかな・・・
まさか彼らと食卓を囲むことになるなんて。
私の作った料理を美味しいって褒めてくれるなんて。
人間て、こんなに180度変わるもの？
どれが本当の彼らなんだろう。
でも良かった。
せっかく作ったんだから、食べてくれるのが一番嬉しい。
でもそれより。
私の目の前に座ってるジョングクさんの足が、私の足の間に入り込んできて。
ジョングクさんの顔を見ると、唇が動いてる。
「後で来て、」って。
私に逆らう権利はない。
自然と彼の言葉に従うことにした。
初めて入ったジョングクさんの部屋。
綺麗に配置されたインテリアに整頓された洋服やアクセサリー。
それと、むせ返るような甘い香水の香り。
導かれるままベッドに座ると、部屋の照明が濃いオレンジ色に変わる。
これから何が起こるのか。全く予想できないほど私も子供じゃない。
目を閉じれば軽くキスをして、押し倒される。
すぐ終わるからって自分に暗示をかけると、それを見抜いたように。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ねぇ、、、ちゃんとこっち見てよ。どんな反応してるかわかんないだろ・・・？」
ルカ「え？、、っん、、！」
言葉と重なるタイミングで荒っぽいキス。
唇と舌が重なり合うと、全身の力が抜けていくのがわかる。
あの時と全然違う、
お互いの敏感な場所に触れ合うと溶けてしまいそう。
ジョングクさんは終始私の頬にキスをしながら、荒々しい証を体中に刻みつけた。
episode 26 こんなに苦しい→←episode 24 彼らの真意は
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1351人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Apple(プロフ) - おじゃるまるさん» ありがとうございます(*^_^*)読んでくださり嬉しいです！！更新頑張りますm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (
レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - Kojima-Yurinaさん» コメントありがとうございます！！読んでくださって嬉しいです☆更新頑張ります(*^^*) (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
Apple(プロフ) - ぱせりさん» 読んでくださってありがとうございます！！嬉しいです(*^^*)更新頑張りますのでよければ続きもお楽しみくださいm(_ _)m (2022年9月1日 17時) (レス) id: 384a6159fe (このIDを非表示/違反報告)
おじゃるまる(プロフ) - おもしろすぎます！！更新楽しみです(o^^o) (2022年8月30日 22時) (レス) @page48 id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
Kojima-Yurina - Apple様。初めましてm(*_ _)mこのお話凄く面白いです。続き楽しみにしています。頑張って下さい‼︎٩( 'ω' )و応援しています‼︎ (2022年8月21日 7時) (レス) @page38 id: 3d3291bd67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Apple | 作成日時：2022年7月31日 21時
