Follow a Dream Ⅴ (ページ9)

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episode 209 Soliloquy ページ9

※ｼﾞｮﾝｸﾞｸside

数日前のこと＿＿＿＿＿、

カスミヌナが日本に帰国するのにユンギヒョンも一緒に行くんだって。

いいなぁ、俺も久しぶりに日本に行きたいな、、、
また日本でライブがしたい！

ユンギヒョンも一緒って事はヌナの実家に挨拶に行ったりするのかな、、、

一瞬、ほんの一瞬だけど。
それが俺だったらどうだったのかなって考えた。

今となってはヌナには俺よりもユンギヒョンの隣がお似合いだと思う、

なんて、ふつふつと心の中で独り言を呟きながら事務所のトレーニングルームで筋トレ中。

ふと鏡に映る自分を見ると、何とも言えない顔をしてる。

別にもうヌナが欲しいとかそういう気持ちはないけど。

きっとこの先、ヌナ以上の人に出会えるなんて思えなくて、、、

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「はぁ、、、」

天井に向かって溜め息をつくと、伸びた前髪が額の上でサラサラ動く。

何回かヌナに切ってもらった前髪、、、

ヌナが美容師に戻ったら必ずまた切ってもらうんだ。

「トレーニング中失礼します＾＾」

トレーニングルームのドアが開くと、ヌナのマネヒョンが立っていた。

相変わらずスタイルが良くてカッコいい、俺も嫉妬するくらい。

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「BTSのマネージャーさんが別件の仕事が入ったのでジョングクさんが帰られるタイミングでお送りするようにとの事だったので、帰られる際は仰ってくださいね＾＾」

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「あのっ、、、！」

柔らかい表情を浮かべて部屋から出ようとしたハンギョルさんを無意識に引き止めてしまった。

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「、、、よかったら少し時間いいですか？」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿、

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「まさかジョングクさんからお食事に誘ってもらえるとは思いませんでした。笑ありがとうございます＾＾」

事務所の近くにある飲食店にハンギョルさんを誘った。

人見知りが激しい俺から誘うなんてヌナ以外いないと思ってたけど、ハンギョルさんとは一度話してみたいなって思ってたんだ。

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「急にすいません、、、とりあえず何飲みます？」

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「運転しますしお茶で結構です、ジョングクさんは遠慮せず飲んでください＾＾」

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「あ、、、そっか、じゃあビールにします、」

お茶とビールで乾杯なんて不思議だけど、後先考えてなかった自分に反省した。

本当だったら一緒にお酒を飲んで、ハンギョルさんとカスミヌナの話をしてみたいって思ってたから＿＿＿＿＿、