Follow a Dream Ⅴ (ページ6)

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episode 206 Scary happiness ページ6

※ﾕﾝｷﾞside

こんなに心の底からはしゃいだのはいつぶりだろう、

ボールを投げてはゴールに阻まれて悔しそうにするカスミを見て余計に愛しいって。

釜山で一回目のプロポーズをする前、カスミが寝てる間にこっそり指輪のサイズを測って、カスミはブランドとか興味ないけどどこのブランドがいいか念入りに調べて、ずっと大切にしまっておいた婚約指輪。

ドラマとかで観る、ホテルの最上階のレストランで指輪を渡すとかも考えたけど、やっと渡すことが出来た。

あの事件の時、もう二度とカスミに触れられなくなってしまったらって考えたらとても怖かった、

だからまたこうして彼女のそばにいられることも奇跡に近いものなら、絶対に逃したくないって。

割とリアリストだった俺が、奇跡とか運命とか形のないものを望むようになるなんて思わなかった、

周りの人間は俺が変わったって言うけど、カスミにかなり影響されてるって自分でも気づいてる。

恋焦がれて苦しくて気が狂いそうなくらいの嫉妬心を味合わせたのも、怖いくらいの幸せをくれたのも、全部君なんだ。

カスミ「ここが学校からの通学路＾＾ユンギと歩けるなんて夢みたい、、、」

小さなカスミの手を握って、すっかり薄暗くなった路地を歩く。

ﾕﾝｷﾞ「カスミありがとう、一緒に日本来れて本当に良かった、、、色んなカスミが見れたから＾＾」

カスミ「私もだよ＾＾また来ようね！でも意外にバレないものだね。笑ずっとハラハラしてたから、」

ﾕﾝｷﾞ「大丈夫だろ、、、ほら、」

街灯に照らされたカスミの顔を両手で包み込んでキスをする。

軽く触れただけなのに、柔らかさが伝わる唇。

恥ずかしそうに俯いて「バカ、、」って呟くカスミの腰を抱いて、そんな仕草が出来てしまう自分にもまた驚いていた。

カスミ「帰ろっか＾＾今夜は皆で韓国料理屋さんね、」

電車やバスを乗り継いで、くだらないことで笑いながら。

韓国で未だ叶わなかった【普通の恋人同士】の事が出来て、ありふれてるかもしれないけど、それが俺にとっての幸せなんだ＿＿＿＿、

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母「せっかく来たのにもう帰っちゃうなんて、、、ユンギさん本当にありがとう＾＾カスミ、元気にね」

ﾕﾝｷﾞｵﾝﾏ「私達はもう少し残るわね。笑また韓国でね＾＾」

カスミ「またね＾＾先に帰りますね！」

二人でお土産を抱えて飛行機に乗り込んで笑い合う。

離陸と共に日常にかえりながら＿＿＿