Follow a Dream Ⅴ (ページ28)

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episode 228 The end of this love ページ28

※ﾃﾋｮﾝside

ﾃﾋｮﾝ「んっ、、、頭痛ぁ、、、」

昨日久しぶりにBBQして遅くまでカラオケして楽しすぎて、、、どうやって部屋まで帰ってきたのかも覚えてないや、

スマホを見ると朝の７時前。

ジミナもまだ寝てる、、、せっかく気持ちよさそうに寝てるのに、起こすのはかわいそうだな。

パーカーを羽織って酔い覚ましにペンションの外周を歩くことにした。

朝のひんやりした空気を吸い込んで、ぼーっとした頭がすっきりとする感覚。

、、、あれ、カスミヌナ？

薄く霧のかかる空間でもわかる、大好きなヌナのシルエット。

ﾃﾋｮﾝ「ヌナ、おはよー＾＾早いね、」

カスミ「テヒョンおはよう＾＾テヒョンも早いね、珍しい。笑」

ﾃﾋｮﾝ「そんなことないよ〜笑、俺だって早起きできるもん、、、一緒に歩いていい？」

カスミ「勿論＾＾」

久しぶりだな、、、ヌナとこうして2人っきりで話せるなんて。

まるで今まで何もなかったみたいに、、、

本当は今すぐ抱きしめてどこかへ連れ去ってしまいたいって気持ち、まだ消せないんだよ。

だからいっその事、無茶苦茶に酷い言葉で俺を振ってよ。

もう落ちるとこまで落ちて、何も考えられなくなるくらい。

そうすれば俺はきっと、この恋にさよならできる。

そう思ったのに、、、

笑ってるヌナ、俺の顔を上目遣いで見上げるヌナ、ご機嫌に鼻歌を歌うヌナ、、、

もうどうしてそんなに可愛いの、、、？

俺はやっぱりヌナが好き、忘れることなんて出来ない。

今の俺なら、あの時のジョングクが言った言葉の意味がわかる。

「俺はただ、ヌナに笑っててほしいだけなんだよ、」＿＿＿＿＿＿、

カスミ「、、、テヒョン？ぼーっとしてどうしたの？」

いけない！、つい物思いに耽ってしまって、、、

ﾃﾋｮﾝ「何でもない！、で、何の話だったっけ？」

カスミ「もー！笑朝ご飯、何食べたい？って聞いてたのにー笑」

俺の顔を覗き込みながら背中を叩くヌナ、

うん、、、俺もこの笑顔を守りたい。ずっと、、、

ﾃﾋｮﾝ「パンケーキ食べたい！フルーツ沢山のってるやつ！」

カスミ「じゃあフルーツ切るの手伝ってね？なんせ8人分あるんだから。笑」

ﾃﾋｮﾝ「俺出来ないよ〜食べるの専門だから、」

カスミ「テヒョンずるー！笑じゃあそろそろ戻ろっか＾＾」

柔らかい朝日と優しい風に包まれて、ぺンションまで走るヌナを見つめながら、ただ夢中で追いかけた＿＿＿＿＿＿、