Follow a Dream Ⅴ (ページ15)

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episode 215 Making process feat.J-hope ページ15

※ﾎｿｸside

パンPDからヌナがアーティスト活動を辞めちゃうって聞いてからずーっとヌナの事を考えていた。

いつも笑顔で可愛くて、仕事にはかなりシビアだけど優しいヌナを俺も密かに好きだったしすごく大切だった。

いつまでもこうして一緒に夢を追いかけながら楽しい時間を共有できるって思ってたのに、、、

ユンギヒョンは別として、ジョングクやテヒョンみたいに特別絡んだこともなかったから、もしこれが最後のチャンスならヌナと一緒に一から何か作りたいって、

作業室にあるPCに保存してた音源を聴き漁ってヌナと一緒に作業するのを何度もイメージした。

ﾎｿｸ「あ、、、そうだ♪」

俺は思いついたことをすぐに伝えたくて電話をかけた。

「もしもし？どうしたのホソク、珍しいね＾＾」

ﾎｿｸ「あ、カスミヌナ？明日さ、事務所のレッスン室に来てくれない？相談があるんだ＾＾」

＿＿＿＿＿＿＿＿Big Hit事務所レッスン室、

レッスン室を覗いてみるともう先に着いてたヌナの後ろ姿が見えた。

テーブルがないからか小さくしゃがんでPCをいじってるみたい、何してるんだろう、、、

それにしても、、、小さくてやっぱり可愛い！

サラサラロングヘアも良かったけど、ボブヘアもよく似合ってる。

俺もいつかヌナみたいな彼女が欲しいなぁ、、、

ﾎｿｸ「ヌーナ！呼び出したりしてごめんね？ユンギヒョン怒ってなかった？笑」

カスミ「あ、ホソクお疲れ様ー＾＾ユンギには言ってないの。笑話って？」

ﾎｿｸ「アルバムの曲の事でね、ヌナとどうしてもやりたい事があるんだ、、、まず聴いてみてくれる？」

頷くヌナにイヤホンの片方を渡すと目を閉じて聴いてくれた、

ドキドキしながらもう片方のイヤホンで一緒に聴いてると、肩を揺らしてリズムを取るヌナ。

カスミ「いいね＾＾なんか楽しくてつい踊り出したくなりそう。笑」

ﾎｿｸ「でしょ！？＾＾そこでヌナ、ダンスに挑戦してみない？俺が一から教えてあげるし、ヌナリズム感抜群だしセンスあるよ！ね！お願い！！」

しばらく考え込んでたヌナだけど、思いの外すぐOKをくれた。

カスミ「本当に初心者だからよろしくね？ホソク先生＾＾」

それから忙しい合間にスパルタレッスンをこなすヌナは、その辺のヨジャグループにも負けないくらい上達が早くて驚いた。

誰にも伝えてない二人だけのダンスレッスンで、まだ誰も知らないヌナの姿に俺は優越感を感じていた＿＿＿＿＿＿＿、