Follow a Dream Ⅴ (ページ12)

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episode 212 Longed-for co-star ページ12

＿＿＿＿＿＿Big Hit 事務所会議室、

今日も作業室で缶詰状態だったところにオッパから私にお客さんだって呼び出された。

会議室にはまだ誰もいない、、、私にお客さんが来るなんて誰だろう？

staff「カスミさん、失礼します。」

ドアのノックする音で入り口側へ振り向くと意外な人物に驚いて思わず目を見開いた、

カスミ「G-DRAGON先輩！？、」

スタッフさんに連れられたG-DRAGON先輩は全身ハイブランドに身を包んでカラーレンズのサングラスがカッコいい、それでいてとてつもない色気をまとってる。

さすがトップスター、、、素敵すぎて見惚れてしまった、

そういえば歌謡祭以来会ってなかったな、、、

舞台から落ちた時すごく心配してくれてたってオッパが言ってたのにお礼の連絡も出来てないままだった、

ｼﾞﾖﾝ「あ、ジヨンでいいって言ったでしょ？笑突然来て悪かったねカヒ、、、元気そうで安心したよ＾＾お見舞いに行きたかったのに誰もどこの病院か教えてくれなくて。笑」

ホッとしたような表情を浮かべるジヨンさん、一後輩の私まで気にかけてくれてやっぱり優しいなぁ、、、

カスミ「ジヨンさんにもご心配をおかけしてごめんなさい、、、連絡もちゃんと出来てなくてすいません、もうすっかり元通りです＾＾あの、、、私にお話って、、、？」

会議室の奥の椅子に座ってサングラスを外すジヨンさんは、スマホを取り出していじり出した。

ｼﾞﾖﾝ「ねぇ、この曲どう思う？」

音楽アプリを再生させたジヨンさんのスマホからはR＆B系のサウンドが聴こえる、

自然と肩が揺れるような、心地よいサウンド。

カスミ「すごく気持ちいい音ですね＾＾好きです！、」

ｼﾞﾖﾝ「良かった、気に入ってくれたってことでいい？、、、実は聞いたんだ、カヒが歌手を辞めるって。今はBTSとアルバムを作ってるんだろ？、それで是非俺の楽曲をカスミに歌って欲しいんだ。考えてくれないか、、、？」

少し鋭めのジヨンさんの視線から目が離せなかった、

でも誰もが憧れる大先輩とコラボできるなんて凄すぎる、、、

このチャンスを逃したくない！もうすでに答えは決まっていた、

カスミ「ジヨンさん、私歌いたいです！よろしくお願いします！！」

私の早い返事に目を丸くしてるジヨンさんだったけれど、すぐに私の頭を撫でて笑った、

ｼﾞﾖﾝ「俺も楽しみだよ＾＾あーあ、カヒに彼氏がいなかったら今すぐ俺の彼女にしたかったのに、、、」

え？