Follow a Dream Ⅴ (ページ2)

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episode 202 Family warmth ページ2

私を見るなりぎゅっと抱きしめるユンギのお母さん、

ﾕﾝｷﾞｵﾝﾏ「ユンギから聞いてたわ、、、怖かったでしょう、、、すごく心配したのよ？カスミさんはもう私たちの家族も同然なんだから、」

お母さんの言葉に急に涙が込み上げそうになって、なんとかギリギリ我慢した。

カスミ「心配かけてごめんなさい、、、オンマ、、、」

ユンギの家族が私も本当に大好き。
だからユンギもあんなに温かい人なんだろうな、、、

カスミ「ところで皆さんも旅行ですか？＾＾」

ｸﾑｼﾞｪ「ユンギから聞いてないの？」

え？

ﾕﾝｷﾞｵﾝﾏ「私たちも日本へ行くのよ＾＾観光もだけどカスミさんのご家族にご挨拶もしたくて、ユンギが計画してくれたのよ＾＾二人共忙しいしこの機会は逃せないって＾＾」

カスミ「え！！そうだったんですか！？ユンギ何も話してくれなかったので、、、でも嬉しいです！」

驚いたけど久しぶりの日本に大好きな人達と行けるなんてテンションが上がる＾＾

チャーターされた飛行機の搭乗口に向かうと、ユンギが座って待っていた。

カスミ「ユンギ！先に着いてるなら連絡してくれたらよかったのに、、、それにお母さんたちの事、話してくれたら良かったのに、」

ﾕﾝｷﾞ「言うとサプライズにならないだろ？笑」

口角を片方だけ上げて笑うユンギ、それを見てクムジェさんが

「ユンギ、本当に変わったな、、、いい意味で、」って嬉しそう。

向こうに空港には両親が迎えに来てくれる約束になってるけど、絶対びっくりするだろうなぁ、、、

乗り込んだ機内でふわふわ夢心地なまま、束の間のフライトを楽しんだ。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿空港に到着後、

ゲートを抜けると一番に目が合った懐かしいその人は、勢いよく私を抱き寄せた。

カスミ『お兄ちゃん！？、久しぶりっ、、』

『久しぶりじゃねーよ、、、俺には連絡寄越さないでこんなに痩せて、、、ニュース見た、、、心配させんな、』

一つ年上のお兄ちゃん、名前はナオト。悔しいけどお父さんに似て背が高くてひいき目で見なくてもカッコいい、ちょっと口が悪いのがマイナスだけど家族思いの優しいお兄ちゃん、、、

カスミ『ごめん、お兄ちゃん、、、』

母『カスミの元気な顔見て安心したわ、、、お父さんなんて韓国まで行くって聞かなかったんだから。笑』

父『娘の心配するのは当然だろ、、、照』

カスミ『お父さん、ありがとう＾＾、、、』