Follow a Dream Ⅳ (ページ34)

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episode 184 Who are you? ページ34

「、、、、んっ、、、」

目が覚めると自分の体が動かない事に気がついた。

ひどく頭も痛い。

目の前で私を呼ぶ声がする、、、ハンギョルオッパ、、、？

その隣で私を呼ぶ人は、、、えっと、、、「誰だっけ？」、

私を見つめる７人の男の人は、とても悲しそうに私を「ヌナ」と呼ぶ。

そもそもどうしてこうなったんだろう。
思い出そうとすると頭が痛くて何も考えられなくなる。

でも、私はすごく大切な事を忘れてしまった気がする、、、

特に「ユンギ」って呼ばれてたあの人の目が焼き付いて離れない、

ねぇ、、、あなたは誰？

＿＿＿＿＿＿、

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「カスミ、、、ちょっと話したいことがある、、、目を覚ます前の事、覚えてるか？」

カスミ「、、、ううん、ほとんどぼんやりしてて、、、でもオッパの事ははっきりしてるの、、、不思議だよね、」

私が笑うとどこか悲しそうな顔をするオッパ、どうしたんだろう、、、

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「カスミ、君は歌謡祭のパフォーマンス後に事故でステージから落ちたんだ、そのせいで怪我をして、記憶を一時的に失くしてしまってるんだ、、、」

カスミ「ステージから、、、？あー、私自分でドジしちゃったんだね。笑迷惑かけてごめんなさい、」

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「違う！！、、、君は何も悪くない、、、俺が言いたい事はカスミにとって大切な人の事だ、」

そういってスマホを私に渡すオッパに開くように促される。

これ、、、私のスマホだ。

おもむろに写真フォルダーを開く。

カスミ「えっ、、、どうして、、、」

写真には、あの「ユンギ」と呼ばれてた人が私と写る写真で埋め尽くされてる、、、

まるで恋人同士みたいに。

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「そうだよカスミ、ユンギさんは君の大切な恋人なんだ、、、今は何も思い出せなくても、ちゃんと二人は元通りになれるって信じてるから、、、」

カスミ「、、っ、、！いた、、っ」

いきなりズキズキ痛み出して思わず頭を抱える、

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「ごめんカスミ！！、、大丈夫か！？、、、でも許してくれ、、、どうしてもこれだけは伝えておきたかったんだ、、、」

カスミ「オッパ、、、ありがとう、私も全部思い出したい、、っ、」

写真に写るあの人を見てるとすごく切ない気持ちになるのは、私たちが特別な関係だったからなんだね、、、

そう思うと無性に会いたくなった、彼に、、、

カスミ「オッパ、明日あの人に会えるかな、、、また会いに来てくれるかな、、」