episode 180 Unforgivable sin ページ30
※ｼﾞｮﾝｸﾞｸside
マネヒョンと一緒にヌナの元へ向かうユンギヒョンの背中を見送って、俺はただ呆然とするしかなかった、、、
取り返しのつかない事になってしまった、、、
ヒョジンさんはきっと精一杯心からの謝罪をしてるけど、許されることじゃない。
もしカスミヌナが許したとしても、俺は許せない。
震えながらヒョジンさんを睨むサラさんの後ろで、真っ青な顔をしてるValentineの他のメンバー。
ﾋｮｼﾞﾝ「スンヒヌナたちも俺たちと同罪だよ、、、カヒヌナの悪口、SNSで散々拡めてたよね、、？、、」
ｽﾝﾋ「、、、ごめんなさいっ、、」
ｻﾗ「、、、うるさいっ、、うるさい！！」
急にヒステリックに叫び出すサラさん、
ｻﾗ「あんな人が、、、どうして簡単にデビュー出来たのよ！私たちは今まで血を吐くような努力をしてきたのにっ！、注目されて、、あんなに良い曲が書けて、、、綺麗で、、、ずるいわよ、、、っ、」
ボロボロ泣き出すサラさんに近寄ったのは、G-DRAGON先輩だった。
ｼﾞﾖﾝ「カヒが簡単に全部手に入れたと思ってるのか？、、、そんなはずないだろ、、、俺はカヒがデビューしてからずっと彼女のファンだけど、どんどん変わってるよ、、、それは彼女自身が沢山努力してるからだろ？、君はそんな事にも気づかないのか、、、？可哀想だな、、、」
G-DRAGON先輩の言葉が胸の奥にスーって入っていく、
その場に崩れるように座り込んだサラさん。
ｻﾗ「、、、っご、ごめんなさい、、、ごめんなさい、カヒさん、、、」
ｼﾞﾖﾝ「、、、謝るならカヒに直接謝れよ」
張り詰めた冷たい空気がほんの少しだけ解けたように感じた時、サラさんとヒョジンさんは数人のスタッフに連れられていった。
歌謡祭も中止になってしまって、他の出演者にもファンにもこの出来事が知られる事になった。
駆けつけたパンPDと俺たちはヌナの搬送先の病院に急いだ、
ﾊﾟﾝPD「ユンギ！！カスミの容態は！？」
マネヒョンと並んで座るユンギヒョンは何も言わずにただ首を横に振って、、、
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「強く頭を打ってしまってるようで、、、かなり危険な状態って、、っ、、、」
肩を震わせて話すハンギョルさんは、血がついたヌナのギターを大事そうに抱えたまま、、、
ｼﾞﾐﾝ「そんな、、、カスミヌナっ！、、、」
ﾃﾋｮﾝ「神様、、、ヌナを助けてっ、、！」
カスミヌナ、、、嘘だって言ってよ、、、
こんなの信じたくない＿＿＿＿、
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作者名：Apple | 作成日時：2022年4月22日 0時
