Follow a Dream Ⅳ (ページ21)

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episode 171 Before the production ページ21

ハードスケジュールの中、いよいよ歌謡祭のリハーサルが始まる。

音楽番組以外ほとんど出演しない私はある意味レアキャラらしく、初めて共演するアイドルの人達が沢山声をかけてくれた。

なかでもTWICEの日本人メンバーの方が話しかけてくれた時は嬉しかったなぁ、

ﾓﾓ『カヒさんと一度話してみたかったから嬉しいです＾＾オンニって呼んでもいいですか？』

カスミ『勿論＾＾私も嬉しいです！』

ﾐﾅ『美容のこととか相談してみたい！後でカトク交換しましょう＾＾』

ｻﾅ『えーずるい！私もいいですよね？オンニ＾＾』

関西弁訛りが可愛い三人に癒されて幸せすぎる、、、

カスミ「はい！よければ仲良くしてください＾＾」

ステージ上でも可愛くて、歌もダンスもカッコいいなぁ、、、

私も頑張らないと！

そして、BTSのリハーサルも始まった。

乱れることなく揃ったダンス。

ボーカルラインの芯の通った声。

攻めててカッコいいラップライン。

この距離からも聴こえてくる、マイク越しのユンギの息遣い。

輝く宝石みたいな七人に圧倒されて、胸が苦しくなる、

staff「カヒさん、準備お願いします！」

今回歌う曲は二曲、そのうちの一曲はこの前ジョングクとテヒョンが歌ってくれた曲。

それをジョングクと私二人で歌うことに。

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「まさかヌナと歌えるなんて！嬉しいよ＾＾」

カスミ「よろしくね、ジョングク＾＾」

ステージに立ってマイクを握ると、辺りは一気に静まり返る。

〜♪

喉の調子が良いせいなのか、隣にジョングクがいてくれるからなのか、落ち着いて歌える。

ジョングクの声と私の声が混ざって、心地よい。

私のギターも後ろのバンドたちの演奏とも絡んでいい感じだな、、、

明日の本番も無事成功しますように！

ステージから降りると、おしゃれなサングラスをした派手なヘアカラーの人が近づいてくる。

「お疲れ様＾＾あ、その前に初めましてだな。笑」

サングラスを外したその人は、G-DRAGONさんだった。

カスミ「え！！、あ、すいません。汗お疲れ様です！初めましてカヒです！」

ｼﾞﾖﾝ「あはは！笑カヒの歌は素敵だね＾＾俺ファンなんだ！俺の事はジヨンって呼んでいいよ」

隣から視線を感じると、サラさんが私を睨むとどこかへ行ってしまった。

ｼﾞﾖﾝ「カヒ、彼女に気をつけて。君の悪口を裏で広めてるってもっぱらの噂なんだ、、、俺は噂なんて信じないから安心して＾＾」＿＿＿＿、