episode 162 You are superman ページ12
突然のジョングクの温かい体温に全身の力が抜けていく。
カスミ「心配してくれてありがとう、、、本当にジョングクってスーパーマンみたいだね。笑 どうしていつもタイミング良く、、っ、、」
さっきまで止まってたはずの涙がまた溢れ出す、
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「SNS見て、ヒョン達も心配してる。ヌナには俺たちがついてるから大丈夫だよ！、それにさっきの毅然とした態度カッコよかった、、、さすが俺のヌナ！笑」
私の頬を伝う涙を指でなぞって笑うジョングク、
いつも辛いことがあった時、そばにいてくれたのはあなただったね、、、
カスミ「でも本当はすごく怖かった、、、たった一人で法廷に立たされたみたいな気持ちになって。でも、話せて良かった、、、なんか最近私のまわりで変なことばっかり起こってる気がしてて、、、」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「辛かったね、、、何か思い当たることはあるの？」
一瞬、サラさんの顔がチラついたけれど、それは前に嫌味を言われただけであって、彼女は関係ない、と思う。
カスミ「、、、いや、多分気のせいだと思う。私って悪目立ちしちゃってるのかな？笑」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「何言ってるのヌナ！ 少なくとも俺の周りの奴らはヌナの大ファンだよ＾＾ あ、ヌナ携帯の電源入れてみて？」
撮影後から切りっぱなしだったスマホの電源を入れると、受信できてなかったメッセージが大量に届く、
BTSのメンバーや仲良くなって連絡先を交換した俳優さん、ユリさんからも心配の連絡が入ってた。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ヌナは一人じゃないよ、だから一人で泣いたりしないで？」
カスミ「ありがとう、ジョングク＾＾」
ジョングクの言葉に勇気づけられたはずなのに、気持ちがモヤモヤするのは、ユンギからのメッセージは届いてなかったから。
カスミ「、、、ユンギ今日事務所に来た？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ユンギヒョン？？、、、ああ、なんか今度どこかのグループの楽曲提供の話があるらしくて、その打ち合わせ？に行くってマネヒョンが言ってたような、、、ヌナ何も聞いてないの？」
カスミ「うん、、、実はヒョジンさんの事があってからあんまり話せてなくて、、、私が悪い部分もあるから仕方ないよね。ユンギもすっごく忙しいし」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「・・・・・・」
どうしよう。今日は帰り辛い、、、
どこかホテル泊まろうかな。
終始そんなことを考えてて、隣のジョングクの怒ってる表情に気が付かなかった＿＿＿＿＿、
episode 163 Hidden emotions→←episode 161 Explanation
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 147人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Apple | 作成日時：2022年4月22日 0時
