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episode 106 Contraindications ページ6

カスミ「テヒョン、、、?」


真っ直ぐ見つめるテヒョンの大きな瞳。
私の腕を掴む手の力が強くなると、ユンギからの着信が鳴り止んだ。


テヒョン「今は二人きりの時間なんだから、ユンギヒョンに邪魔させない、、、」

部屋の薄暗い照明に照らされるテヒョンはとても妖艶で、さっきの無邪気な笑顔の面影もない。


普段のテヒョンと違う。

見たことのない、男の顔をしてる。



カスミ「あの、、、テヒョン!私そろそろ帰らないと、」


きっとユンギが心配してる、、、



鞄に手を掛けて座ってるソファから立ちあがろうとする。




テヒョン「ダーメ、まだ色々話せてない、、、大事な話があるんだ。」




引き止められた拍子に押し倒される体勢になってしまった。

何とか体勢を変えたいけど、じりじり迫ってくるテヒョンに身動きが取れなくなる。





テヒョン「好きなんだ、、、カスミヌナの事。ユンギヒョンにもジョングクにも負けないくらい、、、」


テヒョンの細くて長い指が唇を撫でる。

心臓の音がどんどん大きくなって、目を逸らすことができない。


カスミ「ごめんなさい、、、テヒョンの気持ちに応えることは出来な、っ、、」



その瞬間 大きな手で頬を包んでキスをするテヒョン。


カスミ「んんっ、、ん!、、」

苦しいくらいに唇を押し当てるテヒョン、

抵抗してもびくともしない、鍛え上げられた体はさらに私に覆いかぶさってくる。


息をしたくて僅かに開けた口に舌を入れられると、どんどん激しくなる行為。


怖い、、、


本能のまま体に触れるテヒョンを止めることが出来ず、涙が溢れる。


カスミ「やめてよテヒョン、、、お願いっ、、、」


テヒョン「泣かないでヌナ、俺の事ちゃんと見て、、、優しくするから、」


 

カスミ「いやっ!、やめて!、、、!!」





テヒョンは無理矢理私を抱いた。

ボタンの引きちぎられた、ユンギが可愛いって言ってくれたお気に入りのブラウス。



ちっとも優しくなんてない、熱い熱だけを体の中に残して。







冷えた背中を抱きしめてくるテヒョン。


目を瞑って、必死に今あった出来事がなくなってしまえばいいのにって願った。


カスミ「、、、っく、、っひっ、、、どうしてこんな、、、」



テヒョン「ヌナ、、、俺の事、嫌いにならないで、、、愛してるよ、」





嫌いになんてなりたくないよ、ユンギの大切な仲間なんだから。



嫌いにさせないでよ、、、テヒョン_______、

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , SUGA   
作品ジャンル:タレント
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作者名:Apple | 作成日時:2022年2月23日 22時

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