episode 150 forced laugh ページ50
※ジョングクside
美味しそうにチキンを頬張るヌナに俺が投げかけた言葉に、ヌナの表情が一瞬変わった、
でもすぐに無理して笑顔を作ってる、
ごめんねヌナ、そんな作り笑顔はもう俺には通用しないよ?
どれだけ俺がヌナを見つめてきたと思ってるの?
カスミ「いきなり何?ジョングク^^ テヒョンとは何も、」
ジョングク「嘘つかないでヌナ、、、テヒョニヒョンと何があったの?、誰にも言えないことがあるんじゃないの?、、、」
俺見たんだ、テヒョニヒョンのスマホのフォルダーに、ヒョンの部屋で写ってるヌナの写真を。
どうしてヌナがいたのか分からなかったけど、この前ヒョンが言ってた、《忘れられない想い出をもらった》って、、、
それにヌナの様子も少しおかしかった時があった、
それでも、どうか間違いであってほしい、、、
黙ったまま俯いてしまったヌナだけど、深呼吸して俺の方を真っ直ぐ見た。
その目はうっすら濡れてる、
カスミ「ごめんねジョングク、、、どうしようもなかったんだよ、でもだからって全部テヒョンが悪いわけじゃない、、、何もできなかった私が悪いから、、、」
ポロポロ涙を流すヌナをただ見つめるしかなかった、
ジョングク「じゃあ、、、まさか、っ!、」
心臓がバクバクして、手が震える、
テヒョニヒョン、、、最低だよ。
でも、俺だってヒョンを責める資格はない、
ある意味、俺とヒョンは同じだ。
こうして側にいることも許されないのかもしれない、
カスミ「ジョングク、、っお願い、この話はこれでおしまい、、、テヒョンのことも責めないで、、、皆がいつも通りでいてくれたらそれでいいから、」
ジョングク「、、、そんな顔しないでよヌナ、」
ヌナの手を掴んで力任せに抱き締めた。
こんなに痩せて、、、ヌナってこんなに小さかったの?
ジョングク「わかった、、、嫌な事思い出させてごめん、」
すぐ俺から体を離して、鞄から何か取り出したヌナ。
カスミ「ジョングクにお願いがあるの、、、」
って渡された鍵らしきもの。
カスミ「テヒョンから合鍵を預かってた、、、何かあったらいつでも来てって。テヒョンの優しさだったと思うけど、きっと行くことはないから、、、自分で返さないといけないってわかってるけど、返してあげて欲しい。」
申し訳なさそうな顔してるヌナから鍵を受け取って、ただ頷いた。
大丈夫だよヌナ、俺に任せて。
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作者名:Apple | 作成日時:2022年2月23日 22時