Follow a Dream III (ページ48)

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episode 148 Manager's past ページ48

Big Hit事務所＿＿＿＿＿＿＿、

ソロ曲の曲作りのために朝から作業室で篭ってギターを触っていた。

色んなコードを弾いてると不思議なくらいメロディーが浮かんでくる。
一つでも取りこぼさないように譜面に書き写して、、、

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「カスミ、飲み物もってきたから休憩にしないか？」

オッパが持ってきてくれたハーブティーを飲みながら脳内リセット。

カスミ「あれ？、オッパ髪切った？＾＾」

ミディアムヘアのウェーブがかってた髪が短めのツーブロックになってた。

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「流石に伸び過ぎてるかと思って。笑どうかな？」

カスミ「うん、すごく似合ってる＾＾オッパのファンまた増えちゃうね。笑」

本人は気づいてないみたいだけど、うちの会社以外にも他の事務所のスタッフさんやアイドルの人もオッパがカッコ良過ぎて、マネージャーには勿体ないって話してるのを何回か聞いたことがある。

私もそう思うしね、うん。

そういえば気になってたことを聞いてみよう、

カスミ「ねぇオッパ、オッパはどうしてこの仕事に就いたの？前は美容系の会社にいたって言ってたよね？」

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「ああ、、、俺の父親は元々パン社長と友人で、外資系企業を経営しててこの事務所の出資者なんだ。いずれは会社を継ぐことにもなるかもしれないし、色んな分野の仕事をやって視野を広げておこうと思って＾＾」

そうなんだ、、、オッパって御曹司さんだったんだ！
御曹司ってドラマの中だけの話だと思ってたけど、、、

だから日本にも留学してたんだね。

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「それに、、、カスミと初めて会った時、驚いたんだ、あまりに似てたから、、、」

カスミ「？誰に似てたの？」

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「日本にいる時に付き合ってた彼女にね、、、彼女とは俺が韓国に戻る時にフラれて別れてしまったんだけど。会社を継ぐ男は荷が重いってさ、笑あ、でも今はそんな不純な気持ちじゃないから！」

オッパも辛い思いしてきたんだね、、、

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「カスミもSUGAさんと付き合ってて辛いことないのか？」

カスミ「私たちは出会い方が普通じゃなかったし、最初BTSも知らなかったんだよ私。笑だから最初からアイドルとしての彼を知ってたわけじゃなかったから、、、でも彼も普通の人だよ＾＾私達と同じ、」

そう答えると、微かに笑ったオッパ。

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「彼が羨ましいな、、、」

それと同時に、作業室の外で人影が見えたような、、、

誰だったんだろう？