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episode 140 Don't go far away ページ40

※ジョングクside

いつかはこうなる時がくる、
頭のどこかでわかってた。

それがヌナの望んだ事なら全力で支えて応援したいって。


でもどうしてこんなに心に穴が空いたみたいな気持ちになるんだろう、、、

パンPDの気合いの入り方も半端じゃない。

一部のスタッフもカスミヌナにかなり期待してるみたいだ。


俺たちと同じフィールドで急に輝きを放ち出した原石、
こんなに近くでずっと見てきたはずなのに気づけなかったなんて。


、、、いや、そうじゃない。


気づかないふりをしてたんだ、他の奴の視界にヌナを入れたくなくて。


本能的にそうしてたんだ。



ヌナはアイドルじゃないけど、これからは同じステージに立つ一人のアーティストなんだ、

前よりもきっと一緒にいられる時間も増える。

嬉しいはずなのに、ヌナが遠くにいっちゃいそうで寂しくて、、、


だから会議室でも何にも話せなかった、

ヌナが心配そうに俺を見てる事にもすぐ気づいたよ。




いつまでも暗い顔してちゃいけないよな、、、

いつもの癖でスマホをいじって、動画サイトの公式ページを開く、


再生回数はいまだに伸び続けてて、5000万回を超えていた。


コメント数も伸びてるけど、初めほどアンチコメントは少なくなってる、


《この女の人の声、聞いてたらクセになる!》

《その辺のアイドルより上手い、、、早く素顔が見たい!》

《彼女のデビューはまだ??》



俺の心配は必要ないのかもしれないな、、、


今は家族として、ヌナのデビュー成功を支えてあげないと。








カスミヌナのアーティスト写真の撮影日_____、


俺たち全員でスタジオに駆けつけた。


新しいヘアメイクとして来た男、ヌナの後輩美容師だって。


背が俺よりも高くて、正直テヒョニヒョンくらいカッコいい、、、

あのハンギョルってマネージャーとヌナと3人で並ぶと絵になるような。


他の女のスタッフ達もあの2人にキャーキャー言ってる。




撮影が始めると、ヌナの顔つきが変わった。


大きな瞳でカメラを見つめるヌナの切なそうな表情にドキドキしてしまう、

さっきまで話してたヒョン達もヌナに釘付けだった。

デニムに白いシャツのシンプルな格好なのに、体のラインが綺麗だから色気が余計目立つ、


カメラマン「OK!すごい表現力、、、とても綺麗だ^^」





ああ、やっぱりダメだ。



俺の大好きなヌナを他の奴にこれ以上晒したくない。



遠くに行かないで、ヌナ_____、

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , SUGA   
作品ジャンル:タレント
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作者名:Apple | 作成日時:2022年2月23日 22時

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