episode 138 With a new door ページ38
両親を見送る時、またオッパが付き添ってくれた。
母「まさかハンギョルさんがカスミのマネージャーさんだったなんて、、、娘の事よろしくお願いしますね？」
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「ご心配なさらず＾＾ 任せてください」
背が高くてカッコいいオッパが気に入ってしまったみたいなお母さんに、少し呆れ顔なお父さん。笑
出発ゲートまで着いて行くと、いつになく真剣な顔をしたお父さん、
父「カスミ、きっとこれから辛いことも沢山あると思う、帰りたい時はいつでも帰っておいで。お前の幸せと成功を願ってるよ。」
カスミ「うん、、、本当にありがとね＾＾ 体に気をつけて！」
二人の姿が見えなくなるまで手を振って、大きく息を吐いた。
さあ、これから忙しくなるな。
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「カスミ、早速申し訳ないけどこれから会社に行くよ、」
すぐに車で向かって、会社の会議室に通されると、BTSメンバー全員が揃って私に視線を向ける。
状況を察したオッパが、私に耳打ちする。
ﾊﾝｷﾞｮﾙ「カスミ、改めて皆さんにご挨拶するんだ。きっと社長が話されたと思う、」
カスミ「皆さん、改めましてカスミです！これからBig Hitの一員として精一杯努力します、よろしくお願いします！」
当たり前だけど、これからは皆さんは先輩。
いつもヘアメイクとして接してた時と雰囲気も違って見える。
RM「ヌナと初めて会った事思い出すな。笑 これからよろしくね！まずはリリース成功させよう！」
さすがBTSのリーダー。
ナムジュンの力強い言葉が響く、
ﾎｿｸ「ヌナ！ダンスレッスンなら俺が1から教えてあげるからね！」
ﾊﾟﾝPD「カスミは踊れなくていいんだ。笑 君はシンガーとして活動していく。リリースの後はすぐBTSとのコラボも予定しているから忙しくなるぞ！、ギターとピアノが出来るとユンギから聞いてるから、ソングライティングにも挑戦してみないか？、」
作曲かぁ、、、やってみたいかも！
この前までの迷いが嘘みたい、逆にワクワクしてきた。
でもアイドルを目指す人たちは普通練習生としてレッスンを何年も受けて初めてデビューへの道に進むそうだけれど、練習期間ゼロでデビューする人なんて他にいるのかな、、、
ｼﾞﾐﾝ「ヌナ、ボイトレ明日から一緒にしようね＾＾！」
ｼﾞﾝ「あ！ジミナ俺も！」
ﾃﾋｮﾝ「ヌナ、俺とも曲出そうよ。」
賑やかしい会議室の中でひとりだけ、
ジョングクだけが黙って私の方を見てるのが気になった＿＿＿＿＿＿、
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作者名：Apple | 作成日時：2022年2月23日 22時
