episode 134 Time to make a decision ページ34
想像以上に驚いた顔の両親、
普通に考えて自分の娘が美容師から歌手になるなんて思いもしないだろう。
カスミ「うん、、、これから色々変わってくと思うから、この機会にお母さん達にも話しておきたくて、、、」
《歌手になる》なんてパワーワード、
自分でも不思議だけど、さっきのパン社長の言葉にも心を動かされた。
韓国にきて大好きな美容の仕事が出来て、大きな撮影の仕事も任せてもらえるようになった、
ユリさんと出会って、ユンギやBTSの皆とも大切な仕事を一緒にさせてもらって美容師として大きく成長させてもらって。
絶対自分だけの力じゃ叶わなかった夢、
ちゃんと恩返しできてるのか不安だった。
だから余計に飛び込むことが怖かった、
でもきっと本当は答えは決まってたんだ、口に出す勇気がなかっただけで。
カスミ「本当はね、ずっと悩んでた。それでも会社のために、BTSのためになるならちゃんとやろうって。、、、でも美容師の仕事も好きだから諦めたくなくて、」
隣で背中をさすってくれるユンギも頷きながら話を聞いてくれる、
カスミ「だけど決めた。自分に才能があるって言ってもらえたなら向き合ってみようって。厳しい世界だってわかってる、でもね、ユンギがそばにいてくれるから、、、私なんにも怖くないの^^」
ユンギが本当は反対してたのは知ってた、きっと責任感じてくれてたんだよね?
でも大丈夫、アンチにだって負けない。
それにね、いつかユンギが見てる景色を私も見てみたいって思ったんだ、、、
父「カスミの人生なんだから、好きなようにやってみなさい。やらない後悔の方が心に残るからね。父さんも母さんも応援してるよ^^ 本当はカスミには歌手になって欲しかったから父さんの夢が叶ったみたいだよ。笑」
嬉しそうに笑ってくれる両親をみて、私もホッとした。
ユンギ「それがカスミが決めた事なら俺が全部支えるよ、、、」
母「ユンギさん!どうかカスミの事、お願いしますね!」
固い握手を交わしてるユンギとお母さんがなんかおかしくて笑ってしまって、徐々にお互い打ち解けた感じでよかった。
お酒の強いユンギは、気づいたらお父さんとウイスキーを飲みながら話し込んでる。笑
ユンギがお母さんのために用意してくれたスイーツをつまみながらお母さんと話した、
母「ユンギさんて良い人ね^^ 彼と結婚するなら大歓迎よ!」
ユンギのお母さんと同じ事言ってるお母さんに笑ってしまった。笑
episode 135 Promise sign→←episode 133 Her parents
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作者名:Apple | 作成日時:2022年2月23日 22時