Follow a Dream III (ページ31)

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episode 131 Words of enthusiasm ページ31

今日は遂にお母さんとお父さんとユンギが初対面！

その前にパン社長からの連絡で会社に向かうことに。

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「おはようカスミ＾＾」

ここ数日経って、オッパが迎えにきてくれるのにも慣れてきて、
いつも優しいオッパに癒されてる。

会社に到着すると、すぐに社長室に通された。

ﾊﾟﾝPD「先日はお疲れ様＾＾さぁ、掛けて」

ソファに座ると、スタッフさんがコーヒーを出してくれた。

カスミ「いただきます＾＾パン社長、お話というのはどういったご用件ですか？」

さっきまでのやんわりした雰囲気から一気に真剣な表情になったパン社長、

ﾊﾟﾝPD「カスミ、ここ数日君を近くで見ていて、本当に歌手としての才能を感じずにはいられないんだ。勿論、ヘアメイクとして君が積み上げてきたキャリアも仕事ぶりも素晴らしい、我が社にはなくてはならない存在だよ。しかし、それ以上にアーティストとしてのカスミを埋もれさせるのはプロデューサーとして諦められない、、、」

真っ直ぐな社長の視線に緊張してしまって、暑くもないのに背中に汗が伝う感覚、

ﾊﾟﾝPD「私は以前、強制はしない。ヘアメイクとの両立も構わないと言った。しかし約束を破ってしまった、君が多少は傷つかないように、少しずつ仕事の範囲を狭めるよう画策したのは私だ。それは申し訳ないと思っている。すまなかった、でもわかってほしい、それほどの才能を持ってる自分を出し惜しみせず、正式にデビューしてみないか？、BTSと同じフィールドで、Big Hitの歌手として！」

語尾を強める社長の熱のある言葉に胸が震えた、

でも未だに信じられなかった、

才能と個性に溢れたグループの生みの親であるパン社長、

こんな凄い人に、自分がこんなにも必要とされるなんて。

だから二つ返事なんて出来なくて、、、

カスミ「社長、、、すごく嬉しいです。信じられないくらいです、、、許してくださるなら少しお時間をいただけませんか？、お願いします、、、」

ﾊﾟﾝPD「わかった、良い返事を期待してるよ、カスミ。」

社長室を出ると、オッパが立っていた。

私の顔をみて、何も言わずにただ微笑んでいた。

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「家まで送るよ、それともご両親をお迎えにホテルまで行こうか？」

オッパ、、、覚えててくれたんだ。笑

ユンギも色々準備して待っててくれてるみたいだし、お言葉に甘えよう。

大切は初対面の日なのに、車内ではさっきまでの社長の言葉が頭の中でループしていた、、、