episode 129 Happy reunion ページ29
ジョングクからのメッセージにほっこりしたのも束の間。
突然の母からのメッセージに、スマホを落としそうになった。
カスミ「え!、今?!」
今空港って、あと数時間後には韓国ってことか、、、
きっとお父さんも一緒だよね?
方向音痴なお母さんのことだから絶対一人では来れないはず。
私から会いに帰るつもりだったのに、まさかこっちに来るなんて、
勿論、私だって会いたい。
返信の文字を打つ指を早めると、
ユンギ「カスミどうした?、パンPDが呼んでるけど、、、」
カスミ「ユンギ、、、急なんだけどね、うちの母が韓国に来るんだって。多分、、、父も一緒だと思う、」
数秒黙った後、口元を押さえて驚いたような、笑ってるような。
でもすぐに平常心を持ち直して、
ユンギ「そうか。久しぶりに会えるから嬉しいよな^^ 俺もご両親に会いたいな、、、うちに来てもらったら?」
そうだ、同棲してること、ましてやどんな人と付き合ってることも知らない。
今の私の状況もきちんと話せてないし、、、良い機会だ。
カスミ「そうだね、、、うん、会って欲しいな^^」
この後すぐパン社長や監督さんに呼ばれてMVの内容が一部変更になることが伝えられた。
パンPD「撮り直しはないから心配しないでくれ、これからリリースにまでのスケジュールを決める。君とは後日ゆっくり話をしたいから、連絡するよ^^ お疲れ様。」
変更の意図も聞けなかったけれど、早くMVの完成形を観たいなぁ、、、
テヒョン「ヌナ!この後軽く打ち上げがあるみたいなんだけど、勿論参加するよね?^^」
ヨンタンちゃんを抱っこしたテヒョンが打ち上げに誘ってくれた。
カスミ「ごめんテヒョン、今日は早めに帰らないといけなくて、誘ってくれてありがとう^^」
テヒョン「そうなの?、、、じゃあ俺も行くのやめようかな、」
私の腕を引っ張って奥の部屋へ隠れるテヒョン、
テヒョン「ヌナ、今度俺の家まで合鍵返しにきて?これで最後にするから、、、少しだけで良いから一緒にいたいんだ、、、お願い、」
ずっと持ったままにしてた合鍵、ちゃんと返さないとね。
カスミ「わかった。返しに行くね、ごめんねテヒョン」
ヨンタンちゃんの頭を撫でて、やっぱりテヒョンに似てるって思った。
_______、
オッパに事情を説明すると、空港まで迎えに行こうって言ってくれた。
そろそろ到着する時間かな、、、
久しぶりの再会が楽しみだ_____、
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作者名:Apple | 作成日時:2022年2月23日 22時