Follow a Dream III (ページ28)

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episode 128 Professional work ページ28

テヒョンの唇が触れた瞬間、まるで時が止まったみたいだった、

でもすぐにさっきにテヒョンと話した事を思い出す。

これは演技、ちゃんと合わせなきゃ、、、

テヒョンの腰に手を回すと、柔らかい優しい表情で額にキスをするテヒョン、

このMVのストーリー上では久しぶりの再会を喜ぶシーンだ。

自然と笑顔がでてテヒョンの頬に触れてみる。

遠距離恋愛ってした事ないけれど、長い間会えなかった恋人に会えるのってこの上なく幸せだよね、

見つめ合った時，監督からカットがかかった。

監督「OK! お疲れ様でした！」

張り詰めてた糸が解けて力が抜ける、

良かった、、、特別NGも出さず迷惑かけずに終われたみたい。

ﾃﾋｮﾝ「ヌナ、黙ってキスしてごめんね？、でも上手くいってよかった。笑」

花のように綺麗な横顔のテヒョン、

私の頬をつねってイーって笑いながら監督さんの所へ行ってしまった。

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「カスミお疲れさま＾＾二人とも綺麗だったよ、」

衣装の上からカーディガンをかけてくれるオッパ。

終わった後で、顔は見られていないとはいえキスシーンだったし、、、なんとなく小っ恥ずかしい。

遠くからナムジュンがこちらを見てる、その隣にいるユンギは俯いたまま、

ユンギが気になってすぐに側に駆けつけた。

RM「ヌナ、歌ってるシーンも綺麗だったよ！、ほんとに演技経験ないの？」

映像チェックと言って、カメラマンさんの所へ行ったナムジュン、

ﾕﾝｷﾞ「カスミ、お疲れ、、、すごく良かったと思う。まさかキスまでするなんて思わなかったけど、良い画だった。、、、まぁこれはSUGAとして思うことだけど、、、」

ぐっと顔を近づけるユンギ、でも昨日みたいな焦燥した顔はもうなかった。

ﾕﾝｷﾞ「，，，本当はテヒョンに物凄く嫉妬してる。けど仕事なんだし、昨日のカスミの言葉に救われたから大丈夫、、、」

一瞬握ってくれた手の温もりを感じて、それがとても嬉しい。

映像データを見させてもらったけど、ユンギとナムジュンもカッコ良いし、テヒョンもすごく美しかった。

映像の中の自分に変な感じがしたけれど、これがMVになって世に出るって考えたらドキドキする。

撮影が終わってメイクルームに向かうと、スマホに通知が届いてた。

メッセージ：ジョングク

撮影ファイティン！ヌナなら大丈夫＾＾

メッセージ：お母さん

元気？実は今空港です。韓国に行きます＾＾

カスミに会いたいわ。連絡待ってる。