episode 125 the meaning to exist ページ25
微かに肩を震わせるユンギを抱きしめて背中をさする。
カスミ「大丈夫だよユンギ^^ 約束したでしょ?ずっと一緒にいるって、だから何も心配いらないよ。」
腕の中のユンギはまるで小さな子どもみたいで。
私を抱きしめる力がより一層強くなっていく。
ユンギ「面倒なやつでごめん、、、呆れるよな、」
カスミ「何言ってんの?笑 そんなユンギも全部好きだよ^^ 早くお風呂入って明日に備えなきゃ、」
起き上がろうとすると後ろから抱き寄せるユンギ、
ユンギ「ダメ、、、今すぐ欲しい、」
、、、ずるいよユンギ。
そんな色っぽい顔して、私を誘わないで。
明日は大事な撮影なのにって、でも抗えない、
体中を伝うユンギの熱を止める事なんて出来なかった、、、
________朝、スマホの通知音で目が覚めた、
ハンギョルさんからだ。
メッセージ:ハンギョルさん
おはようございます^^
少し早いけど、モーニングコール。笑
また迎えに行く前に連絡するね。
オッパってすごくマメな人なんだなぁ、
それともマネージャーさんって皆こんな感じなのかな?
ユンギを起こそうとすると、まだ時間が早いって二度寝しちゃった。笑
反則級に可愛い寝顔だけど、もう先に準備しちゃうからね!
ユンギの分のコーヒーを淹れて、洗濯物と掃除を済ます、
あ、今日はすっぴんで行くんだっけ。
外ですっぴんになるのってほとんどないから不思議な感じ、
ユンギが起きてきた頃スマホが鳴った。
ユンギ「、、、もう出る時間?」
カスミ「うん、先に行くね^^ また後で!」
カスミ「おはようございます!」
ハンギョル「おはようございます、カスミ^^ これ車内でどうぞ、」
カップの中は温かいハーブティー。
思わず表情が緩む。
カスミ「ありがとうございます^^ あの、、、ユンギたちとは時間が違うんですね、撮影は同じはずなのに、、、それに彼らのヘアメイクは私の担当なんですが、」
ハンギョル「それが、、、急遽変更になったみたいでヘアメイクは別で用意があるらしい、大丈夫、、、?」
オッパの言葉にショックを隠せなかった、
今日の日を楽しみにしてたのに、、、
彼らを一番カッコよくできるって自負してたのに、
私の代わりなんて、どこにでもいるんだ、、、
手元にあるメイク道具を眺めながら、自惚れてた自分が急に恥ずかしくなってしまう、
私の存在意義って、一体なんなんだろう_______、
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作者名:Apple | 作成日時:2022年2月23日 22時