Follow a Dream III (ページ20)

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episode 120 Only about you JK ver. ページ20

※ｼﾞｮﾝｸﾞｸside

ヒョン達から、カスミヌナの部屋の引っ越しの手伝いに行くって連絡があった。
用事を早めに済ませてヌナの家へ向かう。

そういえば、ヌナの家行くの初めてだ。

ドキドキしながらユンギヒョンから前に教えてもらった住所へ急いだ。

カスミ「ジョングク！、来てくれたの？ありがとね＾＾」

ヒョン達はまだ着いてないみたい、、、

すっぴんに眼鏡のヌナが新鮮で可愛くて、抱きしめようとすると、

ﾕﾝｷﾞ「ジョングガ、来てたのか。」

、、、あっぶな。ユンギヒョンいたのか。

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「うん^ ^ 力仕事は俺がいないとでしょ？笑」

無邪気なフリをして誤魔化す。

内心、心臓がバクバクしてしんどい、、、

部屋を見渡すと、インテリアが割と少なめで白が基調の空間が広がってる、

ヌナみたいな、真っ白な柔らかい空間。

それにすっごく良い香り。

ヌナの部屋に来れて嬉しいはずなのに、複雑だった。

あぁ、、、何考えてんだ俺。

ヌナのためにも、俺自身のためにももう前を向くって決めたんだ、

雑念を掻き消すように棚を持ち上げると、ちょうど他のヒョン達も来たみたい、

全部荷物を運び終わると、ユンギヒョンとカスミヌナがご飯を作ってくれた。

エプロン姿で料理をしてるヌナを見てると溜息が出る、

絶対良い奥さんになると思う。

ヌナの隣が俺だったらなんて、、、諦めるって決心してもなお、ぐらつく心にイライラして。

皆で美味しいご飯を食べて、何気ない会話をしてる時、
なんかユンギヒョンの様子が変わった。

そっかぁ、、、プロポーズしたんだ、

良かったね、ユンギヒョン。

おめでとう、ヌナ。

絶対幸せになるよ、お似合いの二人だと思う。

入籍っていつするの？

あー、でも今はそのタイミングじゃないよね。

ARMYの事、一番気にかけてるのユンギヒョンだもんね。

はは、、、どうしたんだ俺。

思ってることは沢山あるのに、どうして言葉が出ないんだ。

シーンと静まり返る部屋で沈黙を破ったのは、

カスミ「突然で皆びっくりしたよね、、、勿論BTSにとって今が大事な時期だから今すぐとかじゃないけど、ユンギと真剣に将来の約束をしたこと、ちゃんと伝えようって、、、」

RM「、、、話してくれてありがとうヌナ＾＾、ヒョンおめでとう！」

祝福の言葉を口にするヒョン達に、心が抉られそうだ。

二人の幸せを願ってるってテヒョニヒョンに偉そうに言っておきながら、本当は傷ついてる、、、