episode 220 行方を知りたい ページ20
※ｼﾞｮﾝｸﾞｸside
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「おい、、、これ本当にルカなのか？、、」
ｼﾞﾝ「そうだよっ、、他人の空似じゃない？」
全員集まったリビングのテーブルに置かれたタブレット端末の画面には、例のSEVENTEENのコンテンツで共演していた一人の女性。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「間違いない。ルカだよ、、、まだ近くにいてくれたなんて、、」
ﾕﾝｷﾞ「、、本当にルカだとして、、、今更会えるかよ、、、」
ﾎｿｸ「そうだよ、、、PDニムともシンヒヌナとも約束したじゃん。ある意味それが俺たちが活動を再開出来た理由なんだし、」
ﾃﾋｮﾝ「・・・・・・」
ｼﾞﾐﾝ「、、テヒョナ？」
テヒョニヒョンだけ口をつぐんだまま、グラスのお酒を飲み干した。
でも俺は知ってる。
唇を噛んで小刻みに揺れる指先は、明らかに動揺してるってこと。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「俺はルカを探すよ、、、会いたいんだ、」
ﾃﾋｮﾝ「会ってどうするんだよっ、、、傷ついたルカが許してくれるはずが、」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「、、、ヒョンの意気地無し」
ﾃﾋｮﾝ「、、っはぁ？、、お前っ、」
ﾕﾝｷﾞ「やめろって！、、、ジョングガ。お前はソロで忙しいんだし余計なこと考えるな。もう忘れろよ、、、」
ユンギヒョンまでそんな事言って、近い距離にいるかもしれないルカの事、簡単に諦められるわけないよ。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「もういいよ。ヒョン達にも会社にも迷惑かけない。ルカのこと忘れたいなら好きにすればいいよ。」
ﾃﾋｮﾝ「ジョングガっ、、、」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ごめんなさいヒョン。さっきは言い過ぎた、、、でも俺はルカが好きなんだ。この気持ちは誰に潰されても変わらない。」
呆然をするテヒョニヒョン達をリビングに残して、いつも飲みに行くバーに向かった。
あいつに、、、ミンギュに聞きたいことが山ほどある。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「、、、やっぱりいた。隣いい？」
奥の席で飲んでいたミンギュは俺の顔を見るなり視線を逸らした。
ﾐﾝｷﾞｭ「あ、うん、、、何飲む？＾＾」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「今日はビールでいいや＾＾ なんか会うの久しぶりじゃない？」
ﾐﾝｷﾞｭ「ごめん、、、お前も忙しそうだったしさ、」
そう言ったミンギュは、ウイスキーに口を付けた。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「そういえばさ、この前のコンテンツ観たよ。」
俺のこの言葉に、一気にミンギュの表情が強張ってくのがわかった。
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作者名：Apple | 作成日時：2023年7月24日 10時
