episode 215 突然のお誘い ページ15
先日お店で収録を行ったSEVENTEENさんとの番組が放送されるや否や、お店には連日多くのお客さんで超満員。
人気アイドルの影響力って凄い！と感心しつつ、嬉しい悲鳴だ。
あの時にもらったお花はドライフラワーにして店内で一番目立つ場所に飾ってある。
ファンの人たちがそれを写真撮影しては、興奮気味ではしゃいでいる姿が微笑ましかった。
ルカ「はぁ〜、疲れた、、、お腹空いたなぁ、」
電車に揺られながら冷蔵庫に何が入ってたか考えた。
そういえばミンギュが作ってくれたチキンが残ってたかも、、、
電車から降りてすぐ、スマホを開くとミンギュからメッセージが届いていた。
ﾐﾝｷﾞｭヌナお疲れ様^^
夕飯一緒に食べ行かない?
駅着いたら教えて!
大好きなミンギュからのお誘いに思わずニヤける口元を必死に隠しては辺りを見回す。
ルカお疲れー^^
うん、行きたい!
今駅降りたとこ!
メッセージを送るとすぐにミンギュから可愛いスタンプと共に返事が来た。
ﾐﾝｷﾞｭ駅の反対側に車停めてるから来て!
ﾐﾝｷﾞｭﾐﾝｷﾞｭさんがスタンプを送信しました。
「ミンギュこのキャラクター好きだよなぁ。笑」
早る気持ちを抑えつつ駅の反対側に着くと、黒い大きな外車が止まっていた。
え？、、、まさかこれ？
運転席を覗こうを恐る恐る車に近づくと、急に後部座席が開いた。
「ルカヌナ！お仕事お疲れ様です！！」
ルカ「うわ！びっくりしたぁ、、、って、え！？」
「この前は収録でお世話になりました＾＾ 、、って、俺のこと覚えてる？」
忘れもしない。
というか今日も接客中は貴方達の話題で持ちきりだったんだから。
ルカ「えっと、、、ジョンハンさんと、ジョシュアさん、、？」
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「はい正解〜＾＾ じゃあ早く乗って♪」
ｼﾞｮｼｭｱ「助手席へどうぞ＾＾」
ルカ「ありがとうございます、、、」
ﾐﾝｷﾞｭ「驚かせてごめんねヌナ。ジョンハニヒョンとシュアヒョンがヌナに会いたいって聞かなくて、、、」
申し訳なさそうに私の手を握ってくるミンギュに、何となく後ろからの視線が気になったけど。
ルカ「ううん＾＾ 迎えに来てくれてありがとうミンギュ、」
いつもの癖でミンギュの頬を撫でた。
ｼﾞｮﾝﾊﾝ「じゃあそろそろ行こっか！ヌナ、今から俺たちの宿舎に招待するね＾＾」
え？、、宿舎？
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作者名：Apple | 作成日時：2023年7月24日 10時
