episode 211 大仕事を終えて ページ11
恥ずかしそうに耳まで赤くしてるミンギュに私まで気恥ずかしくなっていると、他のメンバーさんの声で冷静に戻った。
「次は俺の番ね！」って食い気味なスングァンさんとホシさん。
「豪華賞品かかってるし負けられないよな〜」って、楽しそうな彼らに思わず笑顔が溢れる。
ルカ「はーい！順番に見せてくださいね＾＾」
、、、あれ？
初めてなのに、どうしてこの空気感に見覚えがあるんだろう？
「ルカさん？、、どうかしましたか？」
眉をひそめていた私に気づいたのか、ウジさんが声を掛けてきた。
ダメよ、仕事中に私情は禁物。
ルカ「、、何でもありません＾＾」＿＿＿＿＿＿＿＿、
「ではオーナーさんとルカさん！13人の中でどれが一番でしたか？発表をお願いします！」
MCの人に促されたオーナーと私は、壇上に上がらされる。
ｵｰﾅｰ「ルカさん私の代わりに発表してくれる？緊張しちゃってね、、、笑」
ルカ「わかりました。笑 えっと、、、皆さん流石と言うか、どれもセンスが良くて最後まで悩みましたが選ばせて頂きました。１位は、、、ジョシュアさんです！メインのガーベラと全体のバランスも良かったと思います＾＾ジョシュアさんの優しい雰囲気にもぴったりですね！」
ｼﾞｮｼｭｱ「俺！？、えー！嬉しいです＾＾」
MCの人に手渡された景品をジョシュアさんに贈呈。
ｽﾝｸﾞｧﾝ「シュアヒョンかぁ、、、悔しい！」
ｳｼﾞ「景品の韓牛セット狙ってたのに〜・・・」
かなり悔しそうだなぁ。笑
微笑ましいやり取りまで見送って、撮影は無事終了。
「あのルカさん。すみません、SEVENTEENのマネージャーですが、、、ジョンハン以外のメンバーもお花はルカさんにプレゼントしたいようで、、、良ければ貰ってやってくれませんか？」
ｵｰﾅｰ「凄いじゃない！もうこんな経験一生ないかもよ？」
ルカ「いいんですか？ありがとうございます、嬉しいです＾＾」
両手いっぱいになった花たちを抱きしめると、良い香りに包まれる。
ドライフラワーにして、大事にしようっと。
最後の店内清掃を終えてスマホを開くと、沢山メッセージが届いていた。
ﾐﾝｷﾞｭ今夜会える?ヌナの家で待っててもいい?
ﾐﾝｷﾞｭ隠しててごめんなさい。嫌いにならないで。
ﾐﾝｷﾞｭ家で待ってるから、早く帰ってきて
もう、、、嫌いになんてなるわけないでしょ？
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作者名：Apple | 作成日時：2023年7月24日 10時
