Follow a Dream (ページ5)

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episode 5 スタートラインページ5

研修期間の１ヶ月はあっという間だった。

始めの一週間は本店。

次はソウル市内の支店。

次は大邱の大型サロンへ２週間。
大邱に関しては土地勘のない私にとってソウルとの距離が遠すぎて大変だった。
もし大邱に配属になったら引っ越さなきゃ、、、なんて考えてたら配属先はソウル市内の支店に決まった。

あとは働きながらアカデミーに通わせてもらって韓国での美容資格を得なければならない。
大変だけど、言葉の壁はないからなんとか大丈夫。
むしろワクワクしっぱなし。
勿論反日の心配もあったけれど、知り合うスタッフやアカデミー生は日本が好きと言ってくれる人達ばかりだ。

今度日本を案内する約束もしちゃった。笑

それから約半年＿＿＿＿

無事に試験をパスし、韓国で美容師としてのスタートラインに立てたのだ。

ﾕｼﾞﾝ「カスミヌナ〜！合格おめでとうございます！あ、これから僕もヌナと同じ支店に異動になったのでよろしくお願いします！」

カスミ「ユジンありがとう！そうなんだ！楽しみ^ ^ 」

今まで技術試験やアカデミーの勉強でバタバタしてたから気がついてなかったけど、ユジンって背が高くて《180以上ありそう、、、》切長の一重が色っぽいスマートイケメンて感じだ。
でもって、キャラが大型犬みたいに人懐っこいから

カスミ『ゴールデンレトリバーみたい、、、』

ﾕｼﾞﾝ「え？ヌナ何？日本語わかんないですよ〜」

カスミ「ふふふ、なんでもないよ笑」