Follow a Dream (ページ34)

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episode 34 永遠を願うページ34

※ﾕﾝｷﾞside

＿＿＿＿＿＿＿＿部屋中に漂う熱の中、初めてヌナを抱いた、

恥ずかしそうに顔を背けながら反応してくれるヌナに一層興奮して夢中になってしまった。

微かに汗ばむヌナの体を引き寄せて後ろから抱きしめる。

ヌナのサラサラな髪を指で梳かすとまた甘い香りがする、、

匂いに敏感なジョングクが惚れたと言った、ヌナの安心する良い匂い、、、

カスミ「名前、、初めて呼び捨てで呼んでくれて嬉しかった、これからもずっとそう呼んでほしい、、」

ﾕﾝｷﾞ「うん、、、カスミ、」

嬉しそうにこちらを向いて俺の首元に顔をすりつけるカスミ。

愛してる、愛してるよ。カスミは俺のだけのものだ、、、

こんな独占欲が自分にもあるなんて知らなかった。

音楽以外には普段執着なんかしないのに、自分でも戸惑ってる。

カスミの顔を覗き込めば、ほんのり滲むアイシャドウを指で拭ってあげる。

近くで見れば見るほど、色白でふわふわ柔らかくて女性らしいカスミの体、、、

今まで全く気が付かなかったけど結構胸が大きくて、
それに反応する俺の男の性に少し恥ずかしくなった。

俺の頬に触れるカスミの手を取る、、、、

そういえば叔母さんから以前、美容師は手荒れしやすい人が多いって聞いた事があるのを思い出した、

ﾕﾝｷﾞ「カスミは仕事で手荒れとかしないのか？、」

カスミ「うん、働き出してすぐのアシスタント時代は手荒れで悩んだ時期もあったけど、今は大丈夫＾＾最近は使う薬剤もやさしくなってきてるしね、、」

ネイルも一切してない小さなカスミの手に触れていると、ユンギの手大きいねって。

お互いの手を重ねて握り合った、、

この手を絶対に離したくない＿＿＿＿＿、

この時間が、永遠に続けばいいのに＿＿＿＿＿＿、

一緒にお風呂に入りたかったけど、断固拒否されてしまった。笑

「ユンギ先に入っていいよ！シャンプーとボディーソープはこれとこれね、ごゆっくり＾＾」

さすが美容師。
市販では売ってなさそうなシャンプーがいくつか並んでる。
使わせてもらったシャンプーはカスミと同じ香り。

俺の身長では少しばかり狭い浴槽は、小柄な彼女を余計感じさせる。

＼ｺﾝｺﾝ／

カスミ「ユンギ？着替え用のシャツ、小さいかもしれないけど私の使って、下着は適当にコンビニで買ってきたから。笑」

彼女の人柄にますます惚れる。

カスミの前では、BTSのSUGAの仮面を外せる、

＿＿＿＿ただのミン・ユンギになれるんだ。